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2019.05.24
濁川森林鉄道跡を辿る(滝上町)~雄柏集落の痕跡
滝上町の道の駅で情報収集に成功し、今度は支流オシラネップ川沿いに残る濁川森林鉄道跡を辿ってみる。
濁川地区は滝ノ上駅の一つ手前で、かつては山から切り出した貯木場があり、現在は住宅の裏に林鉄起点の石碑が残されている。
道は二股に分岐するがお勧めは右側の林道、今は地元住民の農地が広がるフラットな道なので普通車でも走れそう、

濁川地区は滝ノ上駅の一つ手前で、かつては山から切り出した貯木場があり、現在は住宅の裏に林鉄起点の石碑が残されている。
道は二股に分岐するがお勧めは右側の林道、今は地元住民の農地が広がるフラットな道なので普通車でも走れそう、

しばらく進み、農地を右手に見ながら少しカーブする辺りに橋梁跡が残っていた。 春でも笹ヤブ越しのため知らないとスル~しそう、夏だとブッシュが濃いので探すかもしれない、事前の情報収集が早くも役に立つ
「4線の橋」と呼ばれる太い4本の橋脚が残る珍しい遺構で、当初は木製だったそうだ。高さは約10m、向かい側の道道からは見えずらいレベル、林道はやがて橋を渡り道道と合流、ここからは舗装された雄柏地区へと入っていく

かつて林鉄で賑わっていた雄柏集落跡は廃屋が点在、更地や空き地も多く廃村に近いレベルで、平成27年現在では3世帯ほどの居住記録はあるようだが、人が住んでいそうな住宅は無かった。 、
廃村あるあるの小学校跡と向かい側には中学校跡なのか?、下駄箱が残る廃墟も発見、好きな方なら突入したくなるかも?、
小学校は昭和7年に開校、昭和50年に濁川小学校へと統合され、石碑奥に基礎跡と支柱が残っており、今でも地元の方により整備がされている。


この後も、滝見橋の名前に釣られて滝を発見したり、駅逓所跡を見つけたりと誘惑が多く、なかなか進まない(笑
駅逓所跡は隙間から内部を確認していたら、足元にアリが異常発生しており、靴やらズボンに数匹上がってきたので退散、
バイオハザードならぬ「アリハザード」状態で、ややビビった。
この日は大型連休の真っ最中だが、探検者は例によってお一人様がすっかり板についている自身だけ、すれ違う車も2~3台くらいで、滝見橋で釣り人の「あんちゃん」が唯一いた位で、かなりマニアックな場所であることが分かる。


この後も、道の駅で仕入れた情報を元に崩れた橋桁を見つけ、ハイライト地点となる深見沢林道(イワナ沢)林道入口へ至る。

#滝上町 #滝上町濁川森林鉄道跡
「4線の橋」と呼ばれる太い4本の橋脚が残る珍しい遺構で、当初は木製だったそうだ。高さは約10m、向かい側の道道からは見えずらいレベル、林道はやがて橋を渡り道道と合流、ここからは舗装された雄柏地区へと入っていく

かつて林鉄で賑わっていた雄柏集落跡は廃屋が点在、更地や空き地も多く廃村に近いレベルで、平成27年現在では3世帯ほどの居住記録はあるようだが、人が住んでいそうな住宅は無かった。 、
廃村あるあるの小学校跡と向かい側には中学校跡なのか?、下駄箱が残る廃墟も発見、好きな方なら突入したくなるかも?、
小学校は昭和7年に開校、昭和50年に濁川小学校へと統合され、石碑奥に基礎跡と支柱が残っており、今でも地元の方により整備がされている。


この後も、滝見橋の名前に釣られて滝を発見したり、駅逓所跡を見つけたりと誘惑が多く、なかなか進まない(笑
駅逓所跡は隙間から内部を確認していたら、足元にアリが異常発生しており、靴やらズボンに数匹上がってきたので退散、
バイオハザードならぬ「アリハザード」状態で、ややビビった。
この日は大型連休の真っ最中だが、探検者は例によってお一人様がすっかり板についている自身だけ、すれ違う車も2~3台くらいで、滝見橋で釣り人の「あんちゃん」が唯一いた位で、かなりマニアックな場所であることが分かる。


この後も、道の駅で仕入れた情報を元に崩れた橋桁を見つけ、ハイライト地点となる深見沢林道(イワナ沢)林道入口へ至る。

#滝上町 #滝上町濁川森林鉄道跡
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はじめっち&ゆたか&みならいかのん&つるみん
さすがに「滝ノ上森林鉄道」までは橋脚を含め見たことはありませんが、
上雄柏小中学校の校舎は、解体されて公園化される20年位前に見たことはあります。
校舎は何とか原形をとどめるまでになってましたが、
校舎のそばに咲く「スイセン」は毎年見事なまでに咲き誇ってました。
・・・拓雄まではいつもいけなかったんですが…はじめっち
最近あるブログさん(だいたいお判りだと思うんすが…)の記事で、
オシラネップのことが取り上げられていてさ、
うちら、とてもはんずかしぃことなんだどもさ、
「雄柏」ってのは、「オシラ(ネップ)」から来てるっちゅうのを初めて知ったのす。
・・・たしかに読めるっすゆたか
60年近く経ってるにもかかわらず、けっこうしっかりと残っていますね。
資材の少ない中、しっかりと鉄筋が入っているみたいです。
・・・「竹筋」じゃこうはいかないかも…みならいかのん北海道じゃ竹自体ないか…
あたいはむずかしいことはよくわかんないけども、
赤い屋根の建物は、教員住宅なのかもな…なのだ。
ちょいとわかんないなのだ。
滝上町でブログやってる人がいて、上雄柏の学校を
扱った記事書いた人がわかるかもしんないのだ。
・・・不確かでスマンのだつるみん
上雄柏小中学校の校舎は、解体されて公園化される20年位前に見たことはあります。
校舎は何とか原形をとどめるまでになってましたが、
校舎のそばに咲く「スイセン」は毎年見事なまでに咲き誇ってました。
・・・拓雄まではいつもいけなかったんですが…はじめっち
最近あるブログさん(だいたいお判りだと思うんすが…)の記事で、
オシラネップのことが取り上げられていてさ、
うちら、とてもはんずかしぃことなんだどもさ、
「雄柏」ってのは、「オシラ(ネップ)」から来てるっちゅうのを初めて知ったのす。
・・・たしかに読めるっすゆたか
60年近く経ってるにもかかわらず、けっこうしっかりと残っていますね。
資材の少ない中、しっかりと鉄筋が入っているみたいです。
・・・「竹筋」じゃこうはいかないかも…みならいかのん北海道じゃ竹自体ないか…
あたいはむずかしいことはよくわかんないけども、
赤い屋根の建物は、教員住宅なのかもな…なのだ。
ちょいとわかんないなのだ。
滝上町でブログやってる人がいて、上雄柏の学校を
扱った記事書いた人がわかるかもしんないのだ。
・・・不確かでスマンのだつるみん
2019/05/27 Mon 15:49 URL [ Edit ]
秘境通のなべ
>はじめっち&ゆたか&みならいのかのん&つるみんさん
20年前に行かれてるんですね、今は周辺に民家などは全く残ってなく廃村マップに載りそうな場所です。
小学校跡だけが残っている廃村パターンですね、今回は寄ってきませんでしたが、拓雄地区にも小学校跡の石碑が残ってるんです。
雄柏とオシラですね、自身も実は最近知りました、一応雄柏は(ゆうはく)と読むようですね、考えた人もかなり凝って付けたようです。
竹はさすがに少ないようですが、木製はけっこうあったそうです。
さすがに大正時代だと、林鉄で鉄筋コンクリート製にする余裕は無かったかもです。
なるほど教員住宅跡かもしれません、学校跡には付き物の住宅跡、廃墟好きな方の為なのか?何故か取り残されるように残ってたのだ。
滝上町の夢の跡でした。
20年前に行かれてるんですね、今は周辺に民家などは全く残ってなく廃村マップに載りそうな場所です。
小学校跡だけが残っている廃村パターンですね、今回は寄ってきませんでしたが、拓雄地区にも小学校跡の石碑が残ってるんです。
雄柏とオシラですね、自身も実は最近知りました、一応雄柏は(ゆうはく)と読むようですね、考えた人もかなり凝って付けたようです。
竹はさすがに少ないようですが、木製はけっこうあったそうです。
さすがに大正時代だと、林鉄で鉄筋コンクリート製にする余裕は無かったかもです。
なるほど教員住宅跡かもしれません、学校跡には付き物の住宅跡、廃墟好きな方の為なのか?何故か取り残されるように残ってたのだ。
滝上町の夢の跡でした。
2019/05/30 Thu 00:06 URL [ Edit ]
かときち
赤い屋根の建物は集落の公民館的な建物です。確か生活改善センターだったと思います。この学校を卒業したもので。この横に校長住宅があって、教員住宅は学校の手前に今も残っています。
2020/11/19 Thu 19:34 URL [ Edit ]
秘境通のなべ
>かときちさん
情報ありがとうございます。単に見るだけだと想像だけになるので、当時在住の方からの情報は大変助かります。最近さぼり気味の拙いブログですが、これからもお楽しみ下さい
情報ありがとうございます。単に見るだけだと想像だけになるので、当時在住の方からの情報は大変助かります。最近さぼり気味の拙いブログですが、これからもお楽しみ下さい
2020/11/21 Sat 11:54 URL [ Edit ]
かときち
最後の写真ですが、この場所はペンケ沢の入り口付近の橋でしょうか。そうであればこの橋は道道からペンケ沢方面に通じていた橋と思われるのですが、どうでしょうか。
2020/11/21 Sat 20:39 URL [ Edit ]
秘境通のなべ
>かときちさん
その通りです。道の駅で貰った資料、地形図からの判断ではペンケプシュナイ川とイワナ沢の間辺りかと思われます。
画像の壊れた橋は林道から少し降りた地点で道道方面に向かってます。
この付近は、旧道(林道)と現道道と平行して延びていて、イワナ沢(深見沢)付近で合流しています
その通りです。道の駅で貰った資料、地形図からの判断ではペンケプシュナイ川とイワナ沢の間辺りかと思われます。
画像の壊れた橋は林道から少し降りた地点で道道方面に向かってます。
この付近は、旧道(林道)と現道道と平行して延びていて、イワナ沢(深見沢)付近で合流しています
2020/11/23 Mon 13:24 URL [ Edit ]
かときち
この橋は道道からペンケプシュナイ川に向かうところにかかっていた橋と思われます。以前、滝上町の森林鉄道関係の資料だったと思いますが、誤りだと伝えたのですが、この橋が森林鉄道の橋のように扱われているとしたら事実と違うので、正してもらいたいものです。
2021/01/26 Tue 17:45 URL [ Edit ]
秘境通のなべ
>かときちさん
この辺は森林鉄道と旧道がけっこう交差してるようですね、画像の壊れた橋は森林鉄道からは少しズレていて、人車用の道かな~と撮影時も思いました。資料作る方も苦労しているようですね
この辺は森林鉄道と旧道がけっこう交差してるようですね、画像の壊れた橋は森林鉄道からは少しズレていて、人車用の道かな~と撮影時も思いました。資料作る方も苦労しているようですね
2021/02/22 Mon 10:31 URL [ Edit ]
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