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 滝上町の道の駅で情報収集に成功し、今度は支流オシラネップ川沿いに残る濁川森林鉄道跡を辿ってみる。
濁川地区は滝ノ上駅の一つ手前で、かつては山から切り出した貯木場があり、現在は住宅の裏に林鉄起点の石碑が残されている。
道は二股に分岐するがお勧めは右側の林道、今は地元住民の農地が広がるフラットな道なので普通車でも走れそう、

滝上森林鉄道東側 (5)



しばらく進み、農地を右手に見ながら少しカーブする辺りに橋梁跡が残っていた。 春でも笹ヤブ越しのため知らないとスル~しそう、夏だとブッシュが濃いので探すかもしれない、事前の情報収集が早くも役に立つ
「4線の橋」と呼ばれる太い4本の橋脚が残る珍しい遺構で、当初は木製だったそうだ。高さは約10m、向かい側の道道からは見えずらいレベル、林道はやがて橋を渡り道道と合流、ここからは舗装された雄柏地区へと入っていく

滝上森林鉄道東 (4)

かつて林鉄で賑わっていた雄柏集落跡は廃屋が点在、更地や空き地も多く廃村に近いレベルで、平成27年現在では3世帯ほどの居住記録はあるようだが、人が住んでいそうな住宅は無かった。 、
廃村あるあるの小学校跡と向かい側には中学校跡なのか?、下駄箱が残る廃墟も発見、好きな方なら突入したくなるかも?、
小学校は昭和7年に開校、昭和50年に濁川小学校へと統合され、石碑奥に基礎跡と支柱が残っており、今でも地元の方により整備がされている。

滝上森林鉄道東側 (6)

滝上森林鉄道東側 (9)

この後も、滝見橋の名前に釣られて滝を発見したり、駅逓所跡を見つけたりと誘惑が多く、なかなか進まない(笑
駅逓所跡は隙間から内部を確認していたら、足元にアリが異常発生しており、靴やらズボンに数匹上がってきたので退散、
バイオハザードならぬ「アリハザード」状態で、ややビビった。
この日は大型連休の真っ最中だが、探検者は例によってお一人様がすっかり板についている自身だけ、すれ違う車も2~3台くらいで、滝見橋で釣り人の「あんちゃん」が唯一いた位で、かなりマニアックな場所であることが分かる。

滝上森林鉄道東 (3)

滝上森林鉄道東側 (3)

この後も、道の駅で仕入れた情報を元に崩れた橋桁を見つけ、ハイライト地点となる深見沢林道(イワナ沢)林道入口へ至る。

滝上森林鉄道東側 (24)

#滝上町 #滝上町濁川森林鉄道跡 
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