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 以前、常呂鉱山跡を探検して製錬所や抗口跡を発見したが、調査するとまだまだ遺構がありそうなので今回はその続編
前回の記録はコチラで
常呂鉱山跡
昔の鉱山は合併などもあり、必ずしも今の市町村と鉱山名が一致しない様だ。

常呂鉱山 (7)
 木製の寂れた看板から林道に入る。 この地区は意外に林道が開放されており、遺構直前までアプローチできるため非常にありがたい、 札幌近郊や道央圏の林道は、すぐ通行止のゲートで進入禁止となり徒歩探検を余儀なくされるケースが多いのだ。 
TV番組ではないが「この差はナゼだろう?」、

今回も、遺構探検家NONさんからの新情報により合同探検となった。
前回探検した石碑や製錬所から広範囲に鉱区があり、大切抗他いくつかの抗口が掘られたようだ。 それら抗口と火薬庫跡を探すのが今回の目的、雪解け時期を狙ってのアタックである。 まずは林道直下から沢沿いにある抗口を目指す。
資料と地図を頼りに山中を彷徨う「大人の宝探し」といったところか 

常呂鉱山 (1)

常呂鉱山 (2)

夏だと笹薮やブッシュが伸び放題に加え、木の葉で苦労する斜面もスイスイと沢へと下りられた。
付近を探す間もなく怪しい穴を発見!?、 人工的な地形に上部だけが僅かに開いており、試しに覗いてみると穴が続いている。
間違いなく抗口だ。「いきなりステーキ」は知っているがいきなり抗口も珍しい、 まあ楽に越したことは無いので、さっそく突入してみる。

常呂鉱山 (3)

常呂鉱山 (4)

奥は数メートルで埋まっており、狸掘りだったのかも知れない
知識と山感を頼りに付近の怪しい箇所を探索したが、他の抗口は埋没したようで見つからなかった。
沢沿いには、昔の作業道らしき廃道が延びており辿ってみる。 「大人の宝探し」はまだまだ続く
内部からのアングルもどうぞ

常呂鉱山跡へ (6)



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