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 抗口を発見し、資料を頼りに廃道を進んでみる。
九十九折や建物の基礎跡と思われる盛土があったり、ズリ山も遠目から確認できたりと春先は痕跡が分かりやすい  探検隊は一ヶ所の盛土に注目、普通の山菜取りの人ならスル~しそうだが、 何かありそう?笹ヤブの斜面を登ってみると

常呂鉱山跡へ (1)

まさしく探していた火薬庫!!  車道から直線距離で100m程しか離れてないが、ネット上でも殆ど情報がない遺構だ。
建物跡は閉山後に撤去されるのが殆どで、基礎跡しか残ってないケースが多く、見つかるのは非常に稀、しかも二棟並んで残っているのは珍しい、野球場のようなすり鉢の地形に作られたのも、爆発事故が起きた際、被害を最小限に留めるため工夫と思われる。 扉は残念ながら開かなく内部は未確認

常呂鉱山跡2 (3)

常呂鉱山跡へ (4)

常呂鉱山跡へ (3)

常呂鉱山跡へ (2)

さらに場所を変えて常呂鉱山跡を探索、迷路のように延びる林道や作業道を進むとズリ山らしき地形を見つけた。
足元には鉱石のカケラが散乱しているのはズリ山の特徴、付近を調査すれば何かが見つかるハズだ。
抗口は埋没していて見つからなかったが、NON隊員がブッシュの奥に怪しい盛土を見つけた。  さっきと同じようなパターンで人工的な跡がある。
近づくと、またしても二棟並ぶ火薬庫だった。 今回は予想外の火薬庫祭りとなった。  しかも今度は内部突入できそう

常呂鉱山跡2 (2)

常呂鉱山2 (7)

常呂鉱山2 (4)

内部は狭い物置くらいの広さで、コンクリート壁はまだまだ耐久性がありそう、歴史の悲しみと傷みが浸み出しているようだ。
天井が抜けた場所からは草木の侵入が激しく、外見は某有名人のカツラの様、これをアートネイチャーの増毛と呼ぶのだろうか?
林道からは200m程だが、この存在を知る人は少ないと思われる。(我々が単なる変人なのか?)

常呂鉱山2 (3)


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