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2019.07.22
旭川大高、2年連続9度目の甲子園へ
鉱山跡探検の途中ですが割り込み情報ということで、毎年当ブログでも恒例となっております高校野球情報です。
8月6日から始まる夏の甲子園大会の北海道代表が決まりました。
北北海道は旭川大高、南北海道は北照と奇しくも昨年と同じチームの連続優勝となりました。

8月6日から始まる夏の甲子園大会の北海道代表が決まりました。
北北海道は旭川大高、南北海道は北照と奇しくも昨年と同じチームの連続優勝となりました。

今回は北北海道代表、旭川大高の戦績と戦力分析編
今年の北大会は、例年にない本命無き大混戦と言われたが、終わってみれば旭大高の強さが際立った大会で他チームより投打全ての面で頭一つ抜けていた。
大会屈指の好投手を次々と打ち崩してきた強力打線と機動力、エース能登を中心とした投手力と守備力の高さは全国レベルにあり、昨年の甲子園では不運な判定に失策が絡み延長タイブレークで敗れたが、その時のメンバー3人が上位を担い今年こそ借りを返すため聖地に挑む
投手、守備
主戦の能登は、三振が取れる右本格派投手、本大会の成績を見てみると
24回 15被安打 1失点 22三振 1四死球
目を見張るのが制球力の良さで、183㎝の長身から投げ下ろすMAX143kストレートに120K前後のスライダー、チェンジアップともキレがあり、カーブで緩急を付け、内外角を突く打たせて取る投球で連打を許さない、1失点しかしていない安定感が持ち味だ。
甲子園でも持ち味を発揮すれば充分通用するレベルで、期待が持てる。
好不調の目安として左打者の外角が決まるかどうか、ここはTV観戦の時に注目したい あと自身が気づいたやや弱い点があるが、ここを話すと相手チームに知られてしまうので企業秘密?
控えには、北大会でも1試合完投した大型右腕の杉山、1塁手の加藤がベンチ入りし、ともに打たせて取る投球が持ち味だ。
守備は北大会4試合で、無失策と堅守を誇る。 球際に強く位置取りの良さも目立ち、再三の好守と併殺でピンチを凌ぎ、接戦でも乱れないメンタルの強さがある。
ただ、昨年もそうだがカバーリングの甘さは残る。 無走者で内野ゴロの時1塁手後方のカバーに2塁手が入らない、また無走者で右前ヒットの時、1塁手のバックアップに捕手が入らないなど、今大会でも失点こそしなかったが1塁手が送球を後逸するシーンがありヒヤヒヤした。
打撃 走塁
例年の旭大高といえば、バントで愚直に走者を進め、走塁を絡めて1点づつ積み重ねる攻撃が多く、打力はやや劣る守備型のチームという印象だったが、春の全道大会で駒大苫小牧に力負けしたのが転機となり、夏は長打力を備えた切れ目のない打線が作られた。
特徴的なのは、昨年4番を打っていた持丸を攻撃的打者として2番に座ること、端場監督いわく「無死のランナーが出ても持丸には基本バントはない、打ってチャンスを広げられる打者」として絶大な信頼を置き、北大会でも5安打4打点と勝負強さを発揮した。
北大会成績
4試合 打率330 37安打 26得点 3失点 2本塁打 12盗塁 0失策 18犠打飛 35四死球
選球眼も良く、センター返しやチャンスにも打ち急がない繋ぐ意識が徹底され、バントや機動力、走塁も絡める多彩な攻めが例年通り鍛えられており、四死球の後の初球を狙いや、投手交代直後にセーフティーバントを試みたり、出塁した走者を抜け目ない攻撃でしぶとく得点するシーンが多く、いわゆる「真綿で首を締める」相手守備が嫌がる攻めを知っている。
初戦は左の技巧派投手から長打攻勢で10安打4得点、準決勝ではMAX145kを誇る大会屈指の右腕伊東(旭川北)を中盤に集中打で攻略し10-1でコールド勝ちした。
決勝も圧倒的な打力を誇るクラーク国際を、能登が6安打に無四死球完封、打線も11安打9得点と爆発した。
学校としては昭和55年(1980年)以来の甲子園2勝、端場監督にとっては甲子園初勝利を目指す。
今年の北大会は、例年にない本命無き大混戦と言われたが、終わってみれば旭大高の強さが際立った大会で他チームより投打全ての面で頭一つ抜けていた。
大会屈指の好投手を次々と打ち崩してきた強力打線と機動力、エース能登を中心とした投手力と守備力の高さは全国レベルにあり、昨年の甲子園では不運な判定に失策が絡み延長タイブレークで敗れたが、その時のメンバー3人が上位を担い今年こそ借りを返すため聖地に挑む
投手、守備
主戦の能登は、三振が取れる右本格派投手、本大会の成績を見てみると
24回 15被安打 1失点 22三振 1四死球
目を見張るのが制球力の良さで、183㎝の長身から投げ下ろすMAX143kストレートに120K前後のスライダー、チェンジアップともキレがあり、カーブで緩急を付け、内外角を突く打たせて取る投球で連打を許さない、1失点しかしていない安定感が持ち味だ。
甲子園でも持ち味を発揮すれば充分通用するレベルで、期待が持てる。
好不調の目安として左打者の外角が決まるかどうか、ここはTV観戦の時に注目したい あと自身が気づいたやや弱い点があるが、ここを話すと相手チームに知られてしまうので企業秘密?
控えには、北大会でも1試合完投した大型右腕の杉山、1塁手の加藤がベンチ入りし、ともに打たせて取る投球が持ち味だ。
守備は北大会4試合で、無失策と堅守を誇る。 球際に強く位置取りの良さも目立ち、再三の好守と併殺でピンチを凌ぎ、接戦でも乱れないメンタルの強さがある。
ただ、昨年もそうだがカバーリングの甘さは残る。 無走者で内野ゴロの時1塁手後方のカバーに2塁手が入らない、また無走者で右前ヒットの時、1塁手のバックアップに捕手が入らないなど、今大会でも失点こそしなかったが1塁手が送球を後逸するシーンがありヒヤヒヤした。
打撃 走塁
例年の旭大高といえば、バントで愚直に走者を進め、走塁を絡めて1点づつ積み重ねる攻撃が多く、打力はやや劣る守備型のチームという印象だったが、春の全道大会で駒大苫小牧に力負けしたのが転機となり、夏は長打力を備えた切れ目のない打線が作られた。
特徴的なのは、昨年4番を打っていた持丸を攻撃的打者として2番に座ること、端場監督いわく「無死のランナーが出ても持丸には基本バントはない、打ってチャンスを広げられる打者」として絶大な信頼を置き、北大会でも5安打4打点と勝負強さを発揮した。
北大会成績
4試合 打率330 37安打 26得点 3失点 2本塁打 12盗塁 0失策 18犠打飛 35四死球
選球眼も良く、センター返しやチャンスにも打ち急がない繋ぐ意識が徹底され、バントや機動力、走塁も絡める多彩な攻めが例年通り鍛えられており、四死球の後の初球を狙いや、投手交代直後にセーフティーバントを試みたり、出塁した走者を抜け目ない攻撃でしぶとく得点するシーンが多く、いわゆる「真綿で首を締める」相手守備が嫌がる攻めを知っている。
初戦は左の技巧派投手から長打攻勢で10安打4得点、準決勝ではMAX145kを誇る大会屈指の右腕伊東(旭川北)を中盤に集中打で攻略し10-1でコールド勝ちした。
決勝も圧倒的な打力を誇るクラーク国際を、能登が6安打に無四死球完封、打線も11安打9得点と爆発した。
学校としては昭和55年(1980年)以来の甲子園2勝、端場監督にとっては甲子園初勝利を目指す。
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