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 今夏、秘湯探検仲間であり本州在住のK泉さんが来道し一緒に秘湯探検した記録、まずは小樽市某所の海岸へやってきた。
荒々しい海岸線は「THE、日本海」と言った風景で、見上げる崖の上には昔の山道も残り現在は登山道として整備されている。
まずは広い駐車場から崖下へアタック

小樽オ (1)
温泉達人でもあるK氏が示す崖を見下ろすと、明らかに岩の色と海が赤く染まっている。
「明らかに怪しいな」と二人の意見が一致、普通の人ならスル~しそうだが、普通ではないのが自身とK氏、単なる変わり者ではなく観察眼が鋭いのだ。

小樽オ (3)

下りた崖を見上げると、かなり険しいのが分かります。・・・・
崖自体は石灰質なのか?白と茶色の二色に変色、また酸性が強いのか崩れやすくて草木も殆ど生えていない  
以前探検したチャス海岸に似ている。

小樽オ (4)
 
小樽オ (5)

小樽オタモイ (2)

僅かだが湧水らしき流れが数ヶ所か見られる。
試しに舐めてみると酸っぱい、水ではなく冷泉の様でPHはかなり低い酸性泉のようだ。  これは火山地に多い温泉系で、この小樽台地も火山活動によって形成されたのが後の調べで分かった。
温泉探しと言うよりはブラタモリの地質学の勉強!!?

K氏は早速、冷泉を汲んでお持ち帰り

さらに隣町の廃湯となった温泉施設を探してみる。

永井温泉跡 (6)

永井温泉跡 (1)

ここは自身も全く知らなかった温泉で、N井温泉と呼ばれていたそうだ。
林道沿いの廃屋からブッシュを掻き分けるとレンガ製の五右衛門風呂?の跡、そばには生活用品が散乱する潰れた廃屋跡、かつて暮らしがあった集落跡の様だ。
さらにリサーチすると、ゲロゲロ状態の温泉跡?、K氏の資料では温泉の流れがあるのだが、年月とともに流れも止まり、雨水なども混じってしまったようだ。

永井温泉跡 (2)
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