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 今回は、野湯探検家のMッチーさんら3人で鉱山跡を探検してきた記録、発足林道から奥はゲートが閉められ徒歩でのアタック、林道は通行車両も殆ど無いようで、道標も埋もれていた。
発足という地名を聞いて、すぐに市町村や位置が分かる方は、かなりの北海道通?(変換は一発で出た)

この先はヤブ漕ぎと沢の渡渉が必要だが、探検隊にとっては試合前の肩慣らしといったレベル、笹薮の奥に小高い斜面が見えてきた。

発足鉱山跡 (3)



これはズリ山で、草木が少なく小石のような鉱石が転がっているので分かりやすい
付近に抗口がありそうなので、ウロウロしてみると赤い流れを発見!!、斜面下から湧出しており、これは抗口跡で間違いないようだ。
某資料から「熊の穴抗」だと思われる。

発足鉱山 (16)

発足鉱山 (20)

発足鉱山 (18)
冷泉の様で、金属を含んだ臭いと味がした。

以前、こんな冷泉を味見して体に異変がきたので、ワンサカ生えていた山菜も採る気にはならない、ここから沢沿いに進むとさらに抗口がありそうなので、ヒザ上位のヤブ漕ぎで進んでみる。
この鉱山は、昭和10年代に採鉱が始まり、同30年代には閉山となった記録が残る。 付近には鉱山が幾つか開発されたようだが、大成はしなかったようだ。


発足鉱山 (21)

発足鉱山 (22)

200m程進むと倒木に隠れるように抗口らしき穴を発見、照らすと奥まで続いている抗口の様だ。苔に縁どられた岩が、閉山後の長い年月を物語る。
お決まりで突入すると、すぐに行き止まり、試し堀りだったのかもしれない、
画像では分かりにくいが、壁には金粉のような光る粒や、白い結晶のような物質が見られ金属の一部だと思われる
ここ発足鉱山は銅、亜鉛、黄鉄鉱などが採掘されたそうだ。

発足鉱山 (28)

発足鉱山 (24)

さらに抗口を求めて沢沿いを進んでみる。
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