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 ここは道北?道東?微妙な位置にあり、かつてはゴールドラッシュに沸いた街、林道奥には鉱山跡が多く眠っている。
紅葉も散り始めた10月下旬のんさんと、☆さんとの3人で弓削鉱山跡へアタックしてきた。
大正12年頃、沢沿いに坑道が掘られ採鉱が始まり昭和28年頃までは稼働していたようだが、火災で精錬所跡が焼失、その後転売が繰り返され現在は放置状態らしい 

弓削鉱山跡n (7)



 


牧草地跡から林道を2k程進み、広い空き地から沢沿いを徒歩で進むようだ。
季節がら沢の水量も少なくブッシュも薄いため歩きやすく、平坦なガレ場状態から急斜面のV字谷に変化してきた。
見つけたのはコンクリートの大きな破片、橋桁の跡だろうか?、ここは簡単にスル~して更に奥へ

弓削鉱山跡n (8)

弓削鉱山跡n (9)

抗口は4ヶ所ほど掘られたハズだが、結果から言うと全て埋没し確認できなかった。
急斜面の地形で土砂崩れの場所も多く、1時間以上山中を彷徨ったがズリ山らしい斜面があるくらいで収穫は少なかった。
今回はハズレかな~と3人で話しながら沢を戻っていくと、☆さんが斜面上に怪しいモノが見えると指さしている。 
双眼鏡で確認すると、何と紛れもなく精錬所跡と思われる遺構が残っていた。

弓削鉱山跡n (10)

弓削鉱山

どうやら先ほど橋桁と思われた四角いコンクリート片は、斜面上の遺構が落下してきたモノらしい
斜面を登ると台座の跡や石垣の跡、どうやら焼失した精錬所跡の残骸らしく弓削鉱山に唯一残る遺構だった。
斜面に並ぶように遺構が残っており台座にはアンカーボルト、閉山後すでに60年以上、弓削鉱山跡はブッシュに埋もれながら人知れず残っていた。
収穫は少なかったが、歴史の一端を我々は見つけた。

弓削鉱山跡n (6)

弓削鉱山跡n (1)

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