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 昨年末から本格的な探検記事が少ないな~と苦情がきそうなので、今回からは昨夏に探訪したR鉱山跡の探検記、ここは昨年探検した秘境でもベスト3に入る激闘だった。
迷路のように分岐する坑道、膝上まで浸かる遡行、真上に延びる立坑、冷泉の大量湧出と数々のトラップを交わし、その先にあったものとは?

R鉱山跡 (1)
ここは北海道のとある海に面する街、道内有数のヒグマ生息地でもある。
R鉱山跡へはC川にかかる橋直下から、沢の遡行約1時間で入口に辿りつく、今回は秘境ハンターのんさんと☆さんの3人でアタックした記録である。
昨年、☆さんら2名で坑道探検したそうだが装備が足りずに撤退、今回は再アタックであり失敗は敗北を意味する?

R鉱山跡 (2)

R鉱山跡 (80)

R鉱山跡は前人未到に近くネット情報もほぼ皆無、昭和20年代には廃鉱となり、施設や建物跡も残っていない
☆さんによると、「今日は前日に降った雨で、以前よりも沢が増水している」とのこと、砂防ダムや倒木を交わし足首位まで沢に浸かりながらの前進となった。、木の枝をストック代わりにするとかなり楽に進めるので、探検される方は参考にどうぞ

砂防ダムを交わすと斜面が迫るV字谷地形に変化、急斜面や深い淵を交わし、渡渉を繰り返しながらひたすら進むこと約50分、上流部の渓相となり大岩を交わした小滝の奥に、大きな口を開けた坑道が確認できた。


R鉱山跡 (4)

R鉱山跡 (6)

坑道と言うよりは、藤岡 弘探検隊シリーズにも出てきそうな洞窟レベルで、我々探検隊を誘うように?激しい流れが暗闇の奥から響き渡る。 
今回はかなり強敵の予感、この先どんなトラップがあってもおかしくない、一応言っておくが我々の探検は演出ではなく全てガチである。 

まずは笹薮の斜面を巻いて入口に到達、さぁ~てお手並み拝見と行きましょうか?、とその前にすぐ奥に滝があるようなので、そちらを先に探訪してみた。
以前、☆さんが探検したときは笹薮が酷く諦めたそうだが、斜面が崩れてやや行きやすくなっていた。

R鉱山跡 (75)

R鉱山跡 (77)

のんさんのリサーチによると、この滝から採鉱した鉱物(主に硫化鉄と金))を下ろしていたらしく、滝壺付近にも坑道が延びていたそうだ。  では今度こそ突入~

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