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 前回は国鉄羽幌線跡を探索したが、今回は同じ小平町に残る天塩炭鉱鉄道跡を辿ってみた。
かつて小平町の山側には幾つかの炭鉱があり、留萌駅まで石炭運搬用の鉄路が敷かれていたが、地元では遥か遠い記憶になっておりレールが剥がされた跡は路盤がブッシュに埋もれていた。

天塩炭鉱鉄道 (5)



 そんな廃線跡に光明が差したのは平成17年、災害用の裏道として小平町達布地区から留萌市への道道が廃線跡を利用して開通したのだ。 かつてあった3ヶ所のトンネルも車道へと生まれ変わったが、1ヶ所だけはルートから外れ今でも山中に眠っているらしい
そのトンネルを見つけるのが目標となる。
まずは第3トンネル跡を再利用した現在の萌平トンネルを通過、ここから山越ルートとなりかつての路盤跡が車道からも確認でき、
資料を頼りに下車して山中へと突入した。

天塩炭鉱鉄道 (1)
まだ春先なので笹薮も見通しも良く、車道が確認できる。

見当をつけて沢へと入り笹薮と格闘中の時間を利用して、天塩炭鉱鉄道の歴史を紹介
通称、天鉄と呼ばれるこの鉄道は1941年(昭和16年)に開通、小平町達布~留萌間約25kを結んでいた。
カーブが多い山越ルートなため3ヶ所のトンネルが作られたが、天塩炭鉱が昭和26年に廃止、他の炭鉱も閉山が相次ぎ昭和42年に廃線、その後は小平町市街地経由で留萌市まで「てんてつバス」へと転換された。 
突入後早くもトンネル発見、ほぼ原形を留めて残っていた。

天塩炭鉱鉄道 (3)

天塩炭鉱鉄道 (4)

廃線後約50年m、自身のような遺構好きを待っていたようだ。
雪解け時のため泥濘が多く、苦労しながらトンネル前に辿りついた。 内部はどうなっているのか?
目を凝らすとアーチの鉄骨が残り、水を打ったような静けさと暗闇が奥まで続いている。 入口付近には長さ660mのサイン、これは突入しないわけにはいかない
ただ問題は泥濘が酷く、1歩でズブズブと地底に引き込まれてしまうため 正面突破は無理!!、ならばどうするか?
次回へつづく

天塩炭鉱鉄道

天塩炭鉱鉄道 (12)

天塩炭鉱鉄道 (16)
今来た道を振り返ると、路盤跡が分かる。
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