8月の晴天、前回同様にブッシュの茂る林道を歩き始める。
こんな日はヒグマの行動も鈍るもの、人間と同じヒグマだって熱いからだ。
よくみるとRV車で強行突破した跡があるが、案の定?途中で車返しにあい苦労してUターンした跡があった。
さすが自然の要塞は「楽」を選ぶものには冷たい。
前回のデンジャラスポイントをクリアし、10分程で林道終点の水門に到着、ここからは沢歩きで約1.5kだ。
積丹大滝 (5)


画像のとおり完全な密林ジャングル地帯と化しているが、ここまできて引き返す手はない
沢に入りジャブジャブと遡行、それにしても魚影が濃い、岩魚がウヨウヨしている。
ただしここは禁漁区~残念~、当然人が来るのは滝目的のみ、つまり年間でも殆どいないと云うことですな。
鈴とホイッスルを鳴らすも、川の流れにかき消され意味がない感じ
積丹大滝 (6)

一人では涼しさを味わう余裕は無くしかも水中の岩がスベルことスベルこと、抜群のバランス感覚と足腰で踏ん張る。
秘境探検とは孤独との戦い、リスキーなゲームです。
時には岩場や笹ヤブにエスケープしながら30分以上経過、息もだいぶ上がってきた。
思考回路はすでに死考状態、あとは忍耐力と気力のみで進む。
そして、入渓して50分程、ブッシュ奥にこつ然と大滝が見えた。
積丹大滝0

ヤッター、積丹大滝ついに落城
積丹大滝 (2)

柱状節理の裂け目から落下、秘境度を醸し出している感じだ。
落差約30mはありそうで見上げる高さの直瀑布、さすが積丹半島の主である。
充分な水量と広い滝壺には風格が漂う、これを森と水が作る小宇宙と云うのだろうか、堪りませんな~
限られた人しか辿りつけない世界です。
目からウロコとはこのことか?と思ったら足元にウロコ?青大将(ヘビ)が悠然と前を横切ったが驚く余裕も残ってなかった。
積丹大滝 (3)
さて滝を眺めながら考えた!?道もなく看板も無い危険な滝なのにナゼか道路地図には必ず記載がある。
地図につられて探した方も多いハズ?ヒグマ注意の看板も無かったな~
人が行くことは想定してないのか?それにしては事前に役場に問い合わせてみると懇切丁寧に場所を教えてくれた。
探訪者は年間数人であろう、ナゼと謎に包まれた滝だった。
冬には巨大な氷柱に変貌するそうで、スキーでくるツワモノもいるらしい

            積丹半島完全制圧、もう敵はいない

他の主な積丹半島探険の記録はコチラ
美国川支流の滝
観音滝
下二股川の大滝
念仏トンネル
六志内林道の滝
大川の滝
稲倉石鉱山跡
古宇川の滝
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