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北海道には340余りのキャンプ場があり、全国でも断トツの多さだそう、面積が広いので当然ともいえるが、2位長野県の倍くらいあるそうだ。
最近はグランピングなど、手ぶらで楽しめるキャンプも話題となっているが、自身もテントと寝袋、ロールマットと三種の神器は抜け目なく備えている。今回はその中でも秘境にあるキャンプ場を1ヶ所紹介

来止臥キャンプ (4)
来止臥(きとうし)キャンプ場と聞いて、読み方と場所がが分かる方はかなりの北海道通である。
一般旅行者は殆どスル~してしまう道道に看板があり、地元住民か自身のようなモノ好きが通行するのが殆どのようだ。
街からも離れた森林で、買い物ができる場所までは約10k、GSまでは4k程ある。

ロードマップやナビに記載はあるが、森の中に続く林道を1k程走らなければならず、夜に来ると「ホントにキャンプ場はあるのか?」と不安になってしまう  自身も初めて探訪したときは(20年程前)下調べが足りなかったのと、あいにく曇天の夜、しかもキャンパーは自身のみで心細くテント泊を辞めた時があった。

来止臥キャンプ (1)

来止臥キャンプ (3)

北海道の秘境キャンプ場ランキングでは間違いなく上位に入るシチュエーションで料金は無料、管理人は無く炊事場とトイレがあるのみ、各自が草地で適当にテントを張る野趣あふれるスタイルなのだ。 (野宿も可能)
本州にはこんな太っ腹なキャンプ場は少ないようだが、北海道では普通でゴミは持ち帰るなどマナーよく使うのが常識でもある。 開園は一応7月1日から10月末となっているが、探訪した6月でもテント泊は出来そうな感じだった。 

ただこのキャンプ場最大の魅力は景色、夜だと波音がBGMになるので見当は付くが崖の上にあるキャンプ場で、天気が良ければ大海原を眺める抜群のシチュエーションに、条件が揃えば雲海を照らす朝日が見られ、もちろん夕日も楽しめる。
観光名所になってもおかしくない眺めだが、いかんせん道東にはこんな場所がたくさんあるため、埋もれてしまったのだ。

来止臥キャンプ (6)

来止臥キャンプ (8)

来止臥キャンプ (7)


最近は秘境ならぬ不況もあるのか、道内ではこういった無料キャンプ場は自治体も整備が大変なため減ってきている。
あまり教えたくないキャンプ場なので、場所は?  地平線へと続く大海原を見ていると、松山千春の唄を思い出す秘境通のなべであった。 最近地平線を見ていないな~という都会の方々、是非北海道へお越しください  最後は宣伝かい?
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