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自身が定期購読している温泉本によると、道内では平成の30年間で100以上の温泉施設が人知れず消滅したとか、今回はそんな温泉を探検してみた。
道東のとある村にはかつて4ヶ所程の温泉施設があったが、自身がお気に入りの温泉も含め廃湯が増えているそう、現在の状況をリサーチ

藻琴山高原温泉 (4)
まずは丘の上に立つ一軒宿で、温泉や登山好きな人に親しまれていた温泉、昭和62年にG山荘としてオープンし経営者が交代しながら営業されたが10年程前に休業、現在も再開の気配はなく廃業状態の様子、漁船を利用した展望露天風呂が自慢だったが施設はまだ残されていた。

藻琴山高原温泉

藻琴山高原温泉 (7)

近づくと、なんと源泉はまだ湧いており足湯が整備されている?、ここはいわゆる観光ルートで車道のすぐそばだが殆どの車は建物をチラッとみただけでスル~、貸し切りの足湯が楽しめ通行車を眺めていると優越感に浸れる?、玄関空けたら2分でご飯ならぬ、車を下りたら10秒で足湯、燈台下暗しとはこのことか?、 というわけでこのM温泉は休業状態だが足湯は楽しめるという結果に

一軒宿の楠目温泉は、民家も少ない畑の真ん中に立つ個人経営の民宿で、日帰り入浴も楽しめたが数年前に廃業、建物は残されているが駐車場には雑草が目立ち廃墟化していた。
さらに街を変えて近くにあるオホーツク温泉に探訪してみると、天然温泉の錆びれた看板が放置され、廃墟化した建物が残されていた。

オホーツク温泉

オホーツク温泉跡 (2)

かつて翁荘という旅館だったが、ここも10年程前に廃業したようだ。 現在はすぐそばに民家があり温泉宿と間違えそうになった?
昭和56年頃に温泉堀削に成功して温泉宿がオープン、個人ながら順調な経営でバブルの不景気やリーマンショックも乗り越えたが、平成16年頃に火災に見舞われ、翌年再開するも輝きは戻らなかったようだ。

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