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明治13年(1880)、北海道では初めて全国で3番目となる鉄道が小樽~札幌間に開通した。 
当初は石炭や農産物の運搬が主な目的で、3年後には産炭地である三笠市まで延線、その後は函館まで鉄路が延び小樽は物流の拠点として飛躍することになる。

小樽義経トンネル (17)




当時の小樽海岸は、現在もそうだが険しい断崖が続くため難工事の末、トンネルを幾つも掘り海岸線ギリギリに鉄路が敷かれた。
小樽~札幌間の約35kの開通だが、所要時間は約4時間掛かったそう、その後は小樽発展ととともに鉄路の技術開発や新工事も進み現JR函館本線に至る。 その陰で当時の旧線やトンネルが今でもひっそりと残っているそうだ。

前置きが長くなったが、今回は現存する中で北海道最古と言われる第五張碓トンネル(義経トンネル)を探検してきた。

小樽義経トンネル (5)

画像内の右手にあるのが現在の函館本線で、海岸線ギリギリに開通しているのが分かる。 旧線の義経トンネルはその山側の断崖を貫く形で開通した。

まずは地形図を頼りに、住宅地の奥から九十九折で斜面を下る。立入禁止にはなっていない様だが、この先は滑落や藪漕ぎなど危険個所もあるのであくまで自己責任でのアタックとなる。

小樽義経トンネル (16)

探訪したのは紅葉時期の10月中旬、秘密ルートから斜面を下り小沢を渡渉して聳え立つ断崖直下に出た。
ブッシュに覆われたフェンス越しにはJR函館本線があり、10分置位に各列車が通過して行く、間違っても線路内に入ってはならない
ここからは人間ブルド-ザーのように、太いイタドリや笹薮を強行突破、これでも夏から見れば突破しやすいブッシュ地帯だ。

小樽義経トンネル (6)

暫く進むと何かが見えてきた!!?、画像では分かりにくいが明らかにトンネルだ。 足元には錆びて変色した鉄路跡が枯葉と擬態化、かつて鉄路が走っていた証拠だ。 さらに辺りを見渡すと洞穴のような場所を見つけた。
明らかに人工的なもので内部は大人3~4人程入れるスペースがあり、JR関連の物置になっていた。小樽ではよく見かける防空壕の跡かもしれない、以前の小樽市防空壕跡探検の記事もどうぞ

小樽市 防空壕跡
小樽市 防空壕跡②

小樽義経トンネル (10)

小樽義経トンネル (7)

本線?に戻ってさらに藪漕ぎで進むと、ついに義経トンネルが現れた。  次回へつづく
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