fc2ブログ
 首尾よく手稲鉱山跡に残る廃村、白金町跡への手掛かりを発見し周囲のリサーチを開始、長年の探検感覚で階段跡を見つけて登ってみると?

手稲金山 (17)
一見単なる雑木林に見えるが、樹木の生え方や完全な平地であることから廃村跡の臭いがプンプン漂う、辺りを見渡すとこれは何だ?、等間隔で残るコンクリートの遺構、トイレ跡か肥溜めの跡か?いずれにしても住居跡で間違いないようだ。当時は炭鉱跡によくみられる長屋の住宅が多く、内装や配置もほぼ同じだったと思われる。 閉山後すでに50年経つが、住民生活の痕跡は確かに残っていた。

手稲金山 (16)

手稲金山 (15)

手稲金山 (14)

二つ並んでいるものもあり、竈跡?か何かの基礎跡、苔に覆われ乱立している樹木の樹齢も20年以上はあるはずだ。
周辺もさらに調査したが目ぼしい遺構はこの位、川向には現役で工業会社が採石を行っており平日はかなり作業音が響き渡るが、これだけ煩ければヒグマの心配も無い
神社跡に住居跡を発見し、まだ時間もあるので乙女の滝も探索、何でもこの滝の近くにもかつて小さな神社があったそうだ、

手稲乙女の滝 (2)

林道から案内看板が付けられ迷う心配はなし、途中には先ほど見たトイレ遺構とやや大き目な基礎跡も残っていた。(撮影し忘れ)
乙女の滝はグリーンタフの丸い滝壺が特徴で、近くの星置の滝と並んで自然探勝が楽しめ市民にも親しまれている。
眺めながらまだ時間があるので林道を更に探索すると地下から延びる怪しいパイプ、ここは以前に探検したことがあり少し掘ると鉱泉が湧き出てきた場所だ。
手稲鉱山には滝の沢温泉他幾つかの温泉もあった記録があり、その一つだと思われる。

手稲金山他 (6)

かつて東洋一と謳われた手稲鉱山、今回も実に面白い探検でした。
スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://hikyoutaki.blog.fc2.com/tb.php/1204-528b0fbc