fc2ブログ
 世の中は正月休みも終え、既に普段の生活に戻っているようです。 当ブログも今日からまた仕事始め?拙い内容ですがこれからもお楽しみ下さい。
新春初めは昭和40年代に廃村となった江別市に残る新野幌部落跡、ネットでも情報が少なくマニアックな場所の様です。

野幌廃村

まずここを探検する前に野幌森林公園の軽い説明を、同公園は江別市、北広島市、札幌市にまたがる広大な公園で、貴重な原始林や多くの生物も生息している。 昭和43年に道立自然公園に指定され出入り口が五か所ある遊歩道も整備され、年間を通して森林浴や自然観察など多くの人に親しまれている森林公園である。 探索マップは必須アイテム(丸腰だと迷う)で、ネットから印刷も出来るので入手してからの探索がお勧め

今回は廃村探検と云うことで江別市側の登満別口からの探検 新野幌部落はネット情報が少なく市史や、以前に積丹町の廃村を合同探検したN瀬さんのブログも参考におおよその場所を推測、果たして廃村は見つかったのか?

野幌原始林廃村 へ(4)

紅葉時期がったので撮影しながら遊歩道を進む。新野幌部落は戦後の入植者が中心に開拓した土地だが、重粘土の地質に農地転換がなかなか進まず苦労した歴史がある。 第1~5部落が形成され最大で116戸を数え原始林を横断するようにバスも走っていたそうだ。 不便さから昭和40年代には廃村、当時あった小学校も同40年代初期に廃校となった。最大50人弱の生徒があったが廃校時には10人以下だったそう、廃村後は植林が進み部落跡はブッシュや樹木に埋もれて人々の記憶や歴史からも忘れられてしまった。

野幌原始林廃村 (11)

野幌原始林廃村 (14)

小学校跡と思われる場所は特定できたが、ブッシュや背丈ほどの笹薮が酷く近づけなかった。 完全に更地となっているそうだが春先に再挑戦も考えとります。 集落跡は道路沿いに(現遊歩道)に形成されたハズと読み、植林やブッシュ、笹薮地帯を掻き分けて探索すること約1時間、手掛かりを発見した。
錆びたバケツ?だろうか?、付近には廃村でお馴染みの一升瓶も見つかり期待も高まるなかローラのように「う~ん、分かんな~い」では済まないので笑、昭和時代なら「傷だらけのローラ」ならぬ、単独のローラー作戦の末ついに見つけた生活痕と遺構!!
~次回へつづく~ 


野幌原始林廃村 へ(2)





スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://hikyoutaki.blog.fc2.com/tb.php/1215-35c844c6