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積丹町で余別トンネルの旧道を探索して旧旧々道らしき穴を発見、果たしてその正体とは!?、付近は漁業関係の物置場になっており護岸工事もされていがこの日は無人だった。 はやる気を抑えつつ足場の悪い岩場を下る。

積丹町余別トンネル (14)
 
内部は四角にくり貫かれたようで明らかに人工的、長さは3m程ですぐ先の出口は護岸工事されていた。 
大正時代にはこんな港やコンクリートの護岸は無いハズで、これは間違いなく人道専用の旧旧々道ではないか?、元々はもっと長かったが浸食で削られたと見るのが妥当だろう。 出口付近も少し探索してみた。

積丹町余別トンネル (15)

積丹町余別トンネル (6)

出口から振り返ると、日本海特有の険しい地形なのと、浸食された断崖には長年の風雪でヒビ割れが見え危険な状態だ。
岩場を少し進むと、先には神威岬とそそり立つ神威岩が見えた。 先人達もこの風景を見ながら過ごしたのだろうか、道路など無い明治から大正時代、行き来するのは危険で険しい海沿いしかなかったはずだ。 
ちなみに夕暮れ時の画像もどうぞ、神威岬がシルエットのように海上に浮かんでました。

また岩場の上には錆びついた遺構が残っていた。 橋跡なのか?詳細は分からなかった。
積丹町余別トンネル (5)

積丹町夕日 (1)

積丹町余別トンネル (19)

昭和中期まで陸の孤島と言われ、半島の周遊道が開通したのは平成8年頃である。 謎多きロマンと歴史に彩られた積丹半島には数多くの旧道遺跡が残されていた。



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