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 昨秋、本州在住の秘湯達人藤〇氏から、岩見沢市に有った温泉施設「きらく園跡」はどうなっているのだろう?と問合せがあり、少し調べてみた。 かつて藤圭子(宇多田ヒカルの母親)が無名時代に唄っていたそうで、地元でも人気の温泉施設だったが昭和後半からの温泉ブームやスーパー銭湯の台頭により昭和50年代?にひっそりと姿を消したそうだ。 

岩見沢市きらく園 (4)

源泉は現在どうなっているのか?5月の連休に来道した秘湯達人、藤〇氏とともに探検してみた。
実はこの直前、地元のローカル紙にきらく園の記事がたまたま載せられ、源泉が現在も湧いているとの情報が飛び込んできた。場所の詳細は伏せていたが、自身と藤〇氏の二人に掛かれば写真の背景や少しの手掛かりがあればかなり絞り込める。 さっそく現地での聞き込みや地形図、実地調査で怪しい沢を発見した。

きらく園は、現存するバス停のそばにあった温泉施設で、現在は大きな更地となっており跡形も残っていないが、辛うじて見つけたのが草木に埋もれたコンクリート製の湯舟とタイル跡、崖下には幌向川が流れる。

岩見沢市きらく園 (2)

岩見沢市きらく園 (5)
岩見沢市きらく園 (3)

藤〇氏も札幌でのラーメン屋巡りを急遽変更し自身と源泉探しとなった。
天気にも恵まれ午前9時頃にアタック開始、当初の考えでは温泉宿に引いているのだから、せいぜい数百メートルで辿り着くハズと考えていたのだが?、沢の水量は少なく登山靴でも大丈夫なレベルで藤〇氏は長靴で遡行、途中に塩ビ管が水没しており場所も確信に変わってくる。

岩見沢市きらく園源泉 (6)

岩見沢市きらく園源泉 (11)

岩見沢市きらく園源泉 (8)

スタートして約20分、塩ビ管は見つかるのだが源泉がなかなか見つからない?、しかも樹木にはヒグマの爪痕が・・・、標高が低い裏山とはいえ侮ってはいけない、笹薮も繁茂し廃道らしき跡もあるが、なかなか辿りつかない、自身にも疲労の色が濃くなってきた。
果して源泉に辿りつけるのか?     ~つづく~




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