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ヤツメウナギと聞いても、全国的には馴染みのない人が多いと思われる。
生息域は東日本の日本海側や北海道など寒い地方に限られ、人気のない沢の上流部や北海道では河口付近でもたまに見られ、分類上は魚類から独立した魚ではない希少な生き物らしい

ヤツメウナギ源泉 (14)
五月の連休に来道した探検仲間の藤〇氏と探検中、あれがヤツメウナギだよと教えてもらった。
細くて小さいため一見稚魚だと思ってスル~してしまう程目立たない、またウナギと言われるが本家の鰻とは分類上は別物で関係なく、触ると鰻のようにヌルヌルしているためウナギの名が付いたと言われ、自身も水中で触ってみたが確かにヌルヌルで捕まえられなかった。

一般的な魚類にある顎が無く、希少な無顎類に分類されるため生きた化石とも呼ばれており、清流を好むため最近では見つけるのはなかなか難しいようだ。
かつて北海道では、石狩川水系や尻別川などで1990年代頃まで毎年捕獲漁も行なわれ(主にカワヤツメウナギ)、河口付近で捕れた江別市では名物とも言われたが現在では殆ど捕られていない

岩ヤツメウナギ源泉 (15

名物と書いたが実はこのヤツメウナギは食用で、自身も本家の鰻同様に一般的なかば焼きで数度食べたことがあり、確かにウナギの味だった覚えがある。 今では地元の飲食店メニューでも見かけることは無いようだ。

藤〇氏の話だと、沢上流に生息する種類は小型で画像位の大きさが一般的だそう、今回はたまたま生息域を発見したのと、希少価値が高いので場所は内緒にしときました。





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