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秋の全道高校野球観戦のためすっかり更新が空いております。
前回の坑道と廃墟発見から更に探検スタート、見つけた坑道は円形の鉄筋造りで直径約2m、太いパイプのように斜面から伸びており採掘用ではなく換気用などに使われたのかもしれない、これは水平抗道といって石炭層などに水平に掘り進めていく採掘法だ。
迷わず突入してみる。

炭鉱井沢 (6)
内部は、画像のように奥で埋められていた。
天井が落ちた部分から光が差し込んいるが、保存状態は非常によく閉山後は殆ど探訪者がいない様だ。 周りを調査すると放散塔と呼ばれるガス抜き用のパイプが残っており坑道に間違いはない、さらに廃墟にも突入、こちらはガランとしていてホコリを被った基礎跡が確認できる。


炭鉱井沢 (5)

炭鉱井沢 (4)

炭鉱井沢 (9)

鹿の糞が散乱し、普段は鹿たちの休憩所になっているのか?、台座跡には錆びたボルトが放置されていた。
完全に時が止まった廃墟、ガラスも割れ木材片や鉄板が散乱、さすがネット情報も乏しい場所なので炭鉱跡の探検で見かける空き缶やゴミなどの痕跡も無い、建物自体は頑丈な造りで屋根に繁茂する苔が歴史を伝えている。

途中には春によく見られる良性の山菜がワンサカ生えていて採り放題、車道からそれほど離れていなく30分も歩けば入口に戻れるハズなので、探訪者が居てもおかしくないのにな~とのん隊長と話しながら廃道を辿ると!!?、何とここで激藪が待ち受けていた。まだ春なのだが背丈ほどまで伸びた笹薮に悪戦苦闘、これは山菜採りの人も敬遠するハズと納得(笑)、何度か転倒しながらも無事に生還した。
もう一か月も経てばイタドリも茂るので徒歩での廃道は無理(冷や汗)です。

炭鉱井沢 (8)

炭鉱井沢 (10)

炭鉱井沢 (11)
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