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日本最東端の街として知られるが根室市(厳密には北方領土も日本固有の領土)、即ちここにある物は全て最東端となる。
最東端の納沙布岬に、最東端のポスト、同飲食店にGスタンドまで、今回はなまらマニアックと言われそうな最東端のトーチカを探検してみた。

納沙布岬端 (3)
まずは納沙布岬にある最東端群を探索、さらに徒歩1分の北方領土資料館(無料)に是非立ち寄って欲しい。ここでは日本固有の領土である北方領土の歴史や現状がパネルや映像で説明され、二階の展望室からは国後島や歯舞諸島、燈台跡が双眼鏡で眺められる。

現存する最東端トーチカ群は、ここから西に数キロ進んだ海岸に残されている。車でアプローチでき道道からも目視でき、ネット上でも最東端のトーチカとして知られているようだが探訪者は少ないようだ。

根室市トーチカト友知 (4)

根室トーチカ友知 (4)

車で海岸線を進むと同じようなトーチカが草地に2基放置されている。穏やかな太平洋側のお陰で保存状態が良く、周囲を確認するとすぐ先の太平洋に向けて銃眼口も残っていた。 毎度ながらお決まりなので両方突入するのだ。
トーチカ群は太平洋沿岸に数多く放置されているが、波の浸食や風化により倒壊したり埋没している物が多く、ここは草地に作られたためほぼ当時のまま残されている貴重な場所だ。

根室トーチカ友知 (3)

根室トーチカ友知 (5)

まずは1基目、探検家にはワクワクする突入の瞬間ですね~、洞窟や坑道と違ってリスクが小さくいわゆる美味しい探検なのだ。
内部には何と台座が残されている。幾つかトーチカを探検しているが台座が残っているのは珍しい!!、広さは約四畳位で平均的な広さ、この上に敵を迎え撃つ銃器?が備えていたのだろう

根室市トーチカト友知 (3)

根室トーチカ友知 (8)
当時の日本軍兵士達もこの景色を見たのだろうか?

更にもう1基にも突入~、微妙に壁の傷み具合が違うのが分かる。何とコチラにも台座が残っているではないか、更にさっきのトーチカと違い木材で壁が補強されている。 終戦末期でコンクリートの調達が出来なかったのか?、謎の残るトーチカであった。
こうして最東端のトーチカも探検完了、帰りはエスカロップでも食べて帰るか~
8月は終戦記念日があるのでトーチカを特集しました。

根室市トーチカト友知 (2)

根室市トーチカト友知 (1)
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