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岩見沢市の山間に残る万字炭鉱跡は、ズリ山への登山道や遺構群を巡る山道が公園として整備され誰もが気軽に探索できる。
今回はそんな万字地区でも忘れられた橋や廃墟を探検してみた。

万字炭鉱跡廃墟 (1)

かつて栄えた万字炭山駅はブッシュに埋もれ、現在は痕跡すら分からない、資料を頼りに路線跡を辿ると人が途絶えて久しい橋を発見した。
第10号橋でハッキリと名前が残っており、たぶん第1号橋から順番に作られたのだろうか?、渡った先は探検好きを誘うようにブッシュと闇に埋もれている。自身には大好物な物件で挑戦をされた以上進むしかない(笑)、

万字炭鉱跡廃墟 (8)

欄干は錆が酷く歩道には苔が侵入、付近には民家が2件程あるが潰れた廃墟が目立ち車の通行もほぼ皆無、炭鉱時代に生活道路として使われた跡はもうない、一歩一歩確認しながら進むと、現れたのは軟石造りの廃墟だった。
よく見ると、残っているのは入口部分だけで奥の木造部分は崩壊、草木の成長に抗うような遺構とのせめぎ合いが炭鉱跡にはよく見られる。改めて軟石造りに強度が分かるとも言えそうだ。

万字炭鉱跡廃墟 (3)

万字炭鉱跡廃墟 (4)

付近にはコンクリート片や日用品が散乱、炭鉱跡では蔵などがよく軟石で作られ、他でも現存している建物もけっこう多いようだ。
普通の人はここで引き返すが、更に踏み跡は続いていそうなので?、突入するとまたも人が途絶えた橋!!、今度は人道専用のようだ。当然ながら引き返すような自身ではない、悠々と渡った先はやや斜面になっており階段跡を登りきると無事に車道に合流、なんと見下ろした先には万字炭鉱跡では有名な遺構、英橋を見下ろす位置だった。何と第10号橋は英橋へと繋がっていた。

かつては多くの人が行き来していたのだろう道も、完全に忘れられた存在となっていた。
夏は藪やブッシュが背丈まで伸びるのでお勧めしません(笑)

万字炭鉱跡廃墟 (5)

万字炭鉱跡廃墟 (7)

なんと?こんな場所に出てしまった。ここは万字炭鉱跡では有名な旧道の英橋

岩見沢市万字英橋 (5)
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