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今春、探検仲間であるのんさんの案内で探検した茅沼炭鉱跡の記録、積丹半島の泊村にある茅沼地区から山側へと道道をひた走り
住宅地を抜けること数㌔で巨大なズリ山がみえてくる。前回の記録はコチラ
茅沼炭鉱

茅沼炭鉱跡

ここまでは、少し炭鉱に興味のある方ならSNSなどでもよく見かけるはずだ。
舗装区間も終わるのでここで引き返す人も多いようだが、のんさんと自身の名迷コンビは普通では納得しないので、更に山中深くに眠る遺構を探して藪漕ぎへと突入~、まだ春なので多少は歩きやすくガサガサと力技で進めるが、夏なら絶対ムリ(笑)

KAY炭鉱跡 (1)

茅沼炭鉱跡 (23)

まず見つけたのは碍子、さらに錆びた機器類やビン類が散乱している屍ロード、炭鉱跡に入っていることは間違いなく、辺りは早い雪解けで見通しも利くため宝探しには最良のシーズンなのだ。
探検を始めて約30分、のんさんが何かを発見した!!、初めは恐竜の骨かと思ったが?、何と骨組みだけになってしまった坑道ではないか?、

KAY炭鉱跡 (11)

茅沼炭鉱跡 (5)

こんな山中深く、異彩を放つ鉄骨のアーチが少ない探検者を歓迎するかのように残っていた。途中でカーブしており、坑道の掘り進めた方向もよく分かる。炭鉱跡は20年以上探検しているが、これだけ正確に鉄骨トンネルだけとなった坑道跡はなかなか見られない、二人とも写真を撮りまくりでした。
長年の風雪により上部が崩れて土砂や岩が堆積、頑丈は鉄骨だけが残ったようだ。 探検好きとしては当然くぐらなければ気が済まない(笑)、ところどころに腐食が進んで穴が開いているのが写真からも分かると思う

茅沼炭鉱跡 (7)

KAN炭鉱跡 (8)

付近にはレール跡やパイプ菅なども残っており、一帯が中枢部だったことは間違いない、まだ時間もあるので更に探検続行、少し先でのんさんがまた発見したようだ。今度は坑道ではないが炭鉱施設には間違いない、土砂で埋没しているが送風施設だろうか?目ぼしい遺構はこの二つだが、斜面には運搬軌道を通した跡や、コンクリートの基礎部分など探すと幾つかの痕跡は見つかる。
鹿の飛び出しではないが、一つ見つかると芋づる式に次々見つかるのが炭鉱跡の面白さ、林道へと戻った探検隊は更に付近をリサーチ、さらなる発見が?               ~つづく~

KAN炭鉱跡 (13)

KAN炭鉱跡 (15)
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