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今回は、炭鉱で栄えた北海道空知地方の岩見沢市を探検、この街にも数多くの炭鉱遺構が残る。
探検仲間であるのんさん情報によると、坑道と廃墟が残り、更に上流部には沢を染めるほどの冷泉も湧いているそうだ。五月の連休に本州から来道したK氏とともに山中へと分け入った。

美流渡炭鉱幌内 (1)
かつて炭住街が並んでいた地区は取り壊しで空き地が目立ち、過疎化が急激に進んでいる。
炭鉱跡へは沢の遡行と藪漕ぎが必要と聞いてはいたが、歩きだして5分で早くも藪との格闘となった。北海道で4,5月は草木の伸びる前で探検しやすいハズなのだが、すでにこの状態!!笑うしかないなこりゃ・・・、夏には探検不可能になりそうだ。
藪漕ぎ10分程で、先行するK氏から声が聞こえた。何か見つかった合図で笹薮越しに廃墟遺構が見えた。これが情報にあった抗道と廃墟だ。

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閉山して約50年、かつて立ち並んでいた施設群は取り壊されて更地となるなか、唯一残された炭鉱遺構だ。密閉された坑道は地下へと延びる斜坑と思われる。
付近は開けていて歩きやすく、ズリ山を横目に見ながら沢沿いを進むと情報にあった二股を発見、ここには鉱泉が湧き出る坑道跡とレール跡、更に石炭層などが残り、探検者には大好物ロードが続く(笑)、付近に石炭運搬用のレール等が設置されていたのは間違いなく、当時を知る手掛かりにもなるのだ。

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ここまでくると藪漕ぎも無いが、沢は両斜面のいわゆるV字谷になっており、倒木に落石跡などが前進を拒む。特に足元ばかり気にして頭を木や枝にぶつけるのは注意、悪戦苦闘すること約20分、沢の流れが赤茶色に変化してくると硫化水素のアノ匂いが漂ってきた。これは近い!、しかしこんな時こそ油断大敵で急いではいけない、直前まで数々のトラップが待ち受けるのが秘境探検、上下左右の空間を意識し、毛は抜けても気を抜かないのが鉄則だ。

冷泉は斜面下の数ヶ所から豊富に湧出、ついに情報にあった冷泉までたどり着いた。周囲は赤茶色に染まり白いひげのような湯の華も確認でき、手に取ると硫黄臭が鼻につく、付近にも坑道が掘られていたようだが土砂崩れで埋没した可能性が高いとのこと、空知地方の炭鉱はまだまだ奥が深い

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