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2013.10.15
秋の全道高校野球大会~駒苫復活
久しぶりも高校野球の記事です。
北海道では早くも、来春の選抜甲子園(3月21日~)を懸けた全道大会が10月7日から行われ
13日に終了しました。(札幌円山と麻生球場)
今回は、駒大苫小牧が見事に優勝し出場を確実にしました。
勝手にチーム分析と戦歴と大会講評(あくまで主観)をどうぞ 画像は札幌円山球場

北海道では早くも、来春の選抜甲子園(3月21日~)を懸けた全道大会が10月7日から行われ
13日に終了しました。(札幌円山と麻生球場)
今回は、駒大苫小牧が見事に優勝し出場を確実にしました。
勝手にチーム分析と戦歴と大会講評(あくまで主観)をどうぞ 画像は札幌円山球場

・優勝 駒大苫小牧の戦歴
室蘭支部予選 1回戦 5-2 登別青嶺
2回戦 8-0 室蘭清水丘
準決勝 11-0 道大谷室蘭
決 勝 2-1 北海道栄
順当に勝ち上がりましたが、決勝で北海道栄の大平投手(右上)に大苦戦、切れのあるスライダーに苦しみ
散発6安打に抑えられ10三振を喫するも、0-0の終盤に相手守備のエラーに付け込み2-1の接戦を制しました。
全道大会 1回戦 8-0 釧路明輝(7回コールド)
2回戦 8-5 旭川大高
準決勝 1-0 東海大四(延長12回)
決 勝 3-2 札幌大谷
2回戦の旭川大高戦では中盤から3失策と守備が乱れ、投手陣も11安打で5失点しましたが、12安打に7盗塁を絡めて8得点、終盤逃げ切りました。
準決勝の東海大四戦では、西嶋投手(右上)に切れのあるスライダーと内外角を突く抜群の制球力に苦戦、
特にスライダーは鋭く曲がり落ち、狙っても打てませんでした。
投手陣は再三ランナーを出しながらも堅守で凌いで延長戦に突入、迎えた12回裏1死から5番の新山が三振も
振り逃げで出塁し、送りバントのあと今大会ラッキーボーイの7番安田がしぶとくレフト前に落ちるサヨナラヒット、堅守で凌いでこの試合唯一ともいえる相手守備のミスにつけこみしぶとく得点する、今大会の駒苫を象徴する粘り強さを発揮、振り逃げ以外は両チーム無失策の大熱戦、6回以降は今大会エース格の伊藤投手(右上)の好リリーフが光りました。
敗れた東海大四も総合力が高く、全国でも通用するチームで来年が楽しみ
決勝では初回エラーから先制される苦しい展開、岡本投手(右上)のスライダーとフォークに苦しむも、3回は四球を足がかりに得点、4回には7番安田のレフト前ヒットで2塁ランナーが好走塁で生還、8回にはミスに付け込むなど勝負強さ、巧者ぶりを発揮、
この試合も伊藤投手が好リリーフで、連戦で疲労のあるなか自らの暴投で1失点も粘り強く投げ抜きました。
決勝の緊張感もあり、バント失敗や走塁ミスなど攻守にやや固さがありましたが何とか逃げ切り

今大会勝手に試合講評
秋の全道大会初出場が5校と多く、また常連校の北海(札幌)、札幌第一、旭川工、北海道栄、遠軽などが
クジ運もありましたが支部予選で敗退と波乱含みの大会でした。
また前評判の高かった駒大苫小牧、北照、東海大四、帯広三条、旭川大高が同ブロックに入るクジのイタズラもあり序盤から潰しあいの展開に、昨秋を制した北照は初戦で帯広三条の技巧派右腕、森川(右横)の緩い変化球を打ち崩せず1-1の延長戦の末悪送球でサヨナラ負け、森川は4安打完投
北照は大振りが目立ち、緩い球を簡単にフライや内野ゴロに打ち取られました。
ただ帯広三条も2回戦では旭川大高に森川が11安打と打ちこまれ6-0で敗退、
常連の東海大四は初戦2番手投手が不調で7-6で函大有斗に辛勝でしたが、2回戦網走桂陽戦では11-0の5回コールド勝ち、打線は長打力もあり技術の高い選手が揃い、各ランナーも大きいリードで相手守備にプレッシャーをかける。投攻守走とも全国レベルで2番手投手の育成が課題
準決勝に残った白樺学園(帯広)は強打で勝ち上がりましたが、札幌大谷の岡本投手の変化球に大振りが目立ち先制されると攻守に焦りがみられエラー絡みの失点で、4-0の2安打完封負け
投手陣と走塁は北・北海道でも屈指のレベル、打力技術と劣勢でも凌げる守備力が課題
準優勝の札幌大谷は創部5年目の若いチーム、エースで4番の岡本が投打の中心でバントと走塁は鍛えられ、つなぐ打撃で勝ち上がったが、守備に不安があり失点につながるケースが多かった。
下位打線の打力アップとともに課題といえる
他では、タイプの違う3投手を擁し堅守とつなぐ打撃の旭川大高、好投手池端(右上)を擁する苫小牧中央などに来年注目
長々と書いてしまいました。何せ高校野球オタクなもので筆が止まりません・・・・
駒大苫小牧のチーム分析は次回にします。
数少ない(1人もいないかも)高校野球ファンのみなさんお楽しみに。
室蘭支部予選 1回戦 5-2 登別青嶺
2回戦 8-0 室蘭清水丘
準決勝 11-0 道大谷室蘭
決 勝 2-1 北海道栄
順当に勝ち上がりましたが、決勝で北海道栄の大平投手(右上)に大苦戦、切れのあるスライダーに苦しみ
散発6安打に抑えられ10三振を喫するも、0-0の終盤に相手守備のエラーに付け込み2-1の接戦を制しました。
全道大会 1回戦 8-0 釧路明輝(7回コールド)
2回戦 8-5 旭川大高
準決勝 1-0 東海大四(延長12回)
決 勝 3-2 札幌大谷
2回戦の旭川大高戦では中盤から3失策と守備が乱れ、投手陣も11安打で5失点しましたが、12安打に7盗塁を絡めて8得点、終盤逃げ切りました。
準決勝の東海大四戦では、西嶋投手(右上)に切れのあるスライダーと内外角を突く抜群の制球力に苦戦、
特にスライダーは鋭く曲がり落ち、狙っても打てませんでした。
投手陣は再三ランナーを出しながらも堅守で凌いで延長戦に突入、迎えた12回裏1死から5番の新山が三振も
振り逃げで出塁し、送りバントのあと今大会ラッキーボーイの7番安田がしぶとくレフト前に落ちるサヨナラヒット、堅守で凌いでこの試合唯一ともいえる相手守備のミスにつけこみしぶとく得点する、今大会の駒苫を象徴する粘り強さを発揮、振り逃げ以外は両チーム無失策の大熱戦、6回以降は今大会エース格の伊藤投手(右上)の好リリーフが光りました。
敗れた東海大四も総合力が高く、全国でも通用するチームで来年が楽しみ
決勝では初回エラーから先制される苦しい展開、岡本投手(右上)のスライダーとフォークに苦しむも、3回は四球を足がかりに得点、4回には7番安田のレフト前ヒットで2塁ランナーが好走塁で生還、8回にはミスに付け込むなど勝負強さ、巧者ぶりを発揮、
この試合も伊藤投手が好リリーフで、連戦で疲労のあるなか自らの暴投で1失点も粘り強く投げ抜きました。
決勝の緊張感もあり、バント失敗や走塁ミスなど攻守にやや固さがありましたが何とか逃げ切り

今大会勝手に試合講評
秋の全道大会初出場が5校と多く、また常連校の北海(札幌)、札幌第一、旭川工、北海道栄、遠軽などが
クジ運もありましたが支部予選で敗退と波乱含みの大会でした。
また前評判の高かった駒大苫小牧、北照、東海大四、帯広三条、旭川大高が同ブロックに入るクジのイタズラもあり序盤から潰しあいの展開に、昨秋を制した北照は初戦で帯広三条の技巧派右腕、森川(右横)の緩い変化球を打ち崩せず1-1の延長戦の末悪送球でサヨナラ負け、森川は4安打完投
北照は大振りが目立ち、緩い球を簡単にフライや内野ゴロに打ち取られました。
ただ帯広三条も2回戦では旭川大高に森川が11安打と打ちこまれ6-0で敗退、
常連の東海大四は初戦2番手投手が不調で7-6で函大有斗に辛勝でしたが、2回戦網走桂陽戦では11-0の5回コールド勝ち、打線は長打力もあり技術の高い選手が揃い、各ランナーも大きいリードで相手守備にプレッシャーをかける。投攻守走とも全国レベルで2番手投手の育成が課題
準決勝に残った白樺学園(帯広)は強打で勝ち上がりましたが、札幌大谷の岡本投手の変化球に大振りが目立ち先制されると攻守に焦りがみられエラー絡みの失点で、4-0の2安打完封負け
投手陣と走塁は北・北海道でも屈指のレベル、打力技術と劣勢でも凌げる守備力が課題
準優勝の札幌大谷は創部5年目の若いチーム、エースで4番の岡本が投打の中心でバントと走塁は鍛えられ、つなぐ打撃で勝ち上がったが、守備に不安があり失点につながるケースが多かった。
下位打線の打力アップとともに課題といえる
他では、タイプの違う3投手を擁し堅守とつなぐ打撃の旭川大高、好投手池端(右上)を擁する苫小牧中央などに来年注目
長々と書いてしまいました。何せ高校野球オタクなもので筆が止まりません・・・・
駒大苫小牧のチーム分析は次回にします。
数少ない(1人もいないかも)高校野球ファンのみなさんお楽しみに。
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