前回にひきつづき高校野球記事です。
優勝校、駒大苫小牧のチーム分析編
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秋の全道大会は8年ぶり4回目の優勝を果たしました。
駒大苫小牧が平成16年夏の甲子園で北海道勢初の全国制覇した時の主将、佐々木孝介が監督になって初の優勝です。
平成21年秋に監督就任、徐々に力を付け昨年秋からは4期連続の決勝進出で甲子園を確実にしました。
 では部門別に分析してみましょう
 
・投手編  
立花(左上)伊藤(右上)菊地(右上)の3枚看板で、いずれも完投能力がある。 
エースは左腕の立花、今大会はやや不調で短いイニングでの登板でしたが1年秋からベンチ入りしており潜在能力がある。ストレート(M136k位)に威力があり変化球も多彩でスライダー、スクリューはかなりの切れがあり本調子なら全国でも十分通用する。
 伊藤は1年生ながら今大会でブレイクしエース格に成長した本格派。内外角を突くストレート(M137位)は威力があり準決勝で強打の東海大四打線を封じた。変化球でもカウントが取れ制球力も安定している。
ランナーを出しても冷静な投球が光る。 決勝では疲労もあり投げ急ぎもあったが安定感抜群
 菊地は180㎝の長身から投げ下ろすストレート(M135位)が武器の本格派、縦横2種類のスライダーにも切れがある。自身の主観であるが左打者にやや投げづらそうな傾向があり、打たれた印象がある。

・守備編
支部予選から8試合で10失点、完封勝ちは4試合ある。
駒苫代名詞のひとつであるカバーリングが徹底されており、ミスをしてもランナーに進塁を許さない
8試合で9失策と駒苫にしてはやや多いが(特に内野)、基本は堅守で何度もピンチを凌ぎ接戦を勝ち抜いた。 冬期間の練習で充分修正できるハズ、1塁手酒井の捕球技術も高く蔭の立役者ともいえる

・攻撃編
代名詞の一つ走塁も鍛えており、スキあらば貪欲に次の塁を狙う意識が徹底されている。
ランナーのリードも大きく、判断のいい走塁で相手守備にプレッシャーをかけミスを誘うシーンが多々あった。
8試合で20盗塁を決めバントも絡めて相手守備を揺さぶった。
チーム打率は294で46得点と長打力不足は否めないが、切れ目のないつなぐ打線が自慢で、相手の小さなミスをつき得点するしたたかさ、試合巧者ぶりが目立つ
準決勝以降、鋭い変化球の投手に苦戦(2試合で4得点)したのは課題といえる。

11月中旬には、全国の地区大会優勝校(10校)を集めて明治神宮野球大会が開かれます。
今の駒苫の実力を知るいい機会となりそうです。
優勝すれば来春の選抜甲子園の北海道枠が1校増えるので期待しましょう
ちなみに昨年は北照がベスト4まで勝ち進みました。




  
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