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上川管内にある大雪山連峰は、北海道を代表する山岳地帯である。
標高2000m級の山々が鎮座し、上流部には険しく深い渓谷が刻まれている。
今回はそんな沢を遡行してやっと辿りつく国光鉱山跡へ、チューケンさん、のんさんの3人で昨秋にアタックしてきた。
 さて、結果は?
国光クワ(3)①


広い駐車場に車を置き、まずは旧道を進む。
この川は、沢登りに詳しい方には有名で、日本有数の美しい沢と言われている。
ただ沢の核心部(上流部)は危険で滑落事故が多いらしい、
今回目指す鉱山跡はそのかなり手前なので、沢タビ、沢靴で大丈夫だろう
古いガードレールが残る崖沿いの山越えルート、以前はここを車が走っていたのか?
国光クワ (9)①
殆ど登山道のようです。

眼下にはK川と巨大な砂防ダムが見え隠れしてくる。
沢登り者用の注意看板を越え、巨大な倒木地帯を越えると沢へと合流できた。
ここまで約20分、問題はここからの沢登りでヒザした位の渡渉を何度か繰り返す。
3人でエスケープルートを選択しながらの突入となる。
春の雪解け時期と雨の翌日には鬼のような増水で遡行困難になり、探険時期が難しい
国光クワ (10)①

国光クワ (11)①

国光クワウ (8)①

見た目は透明で緩やかな流れ、浅いようにみえるが侮ってはいけない
そう「キレイな花には棘がある」、これは人間にも当てはまるようだが
川沿いや中洲を選び、崖にへばりつくような箇所も突破する。
流れは見た目以上に急で、ヒザ下位でも流されそうな水圧が襲う
300m程遡行すると、眼前に険しい渓谷が見えてきた。
いよいよ沢が本性を現してきた。  
無事に突破できるか?ルートを考えていると、前方左側の沢に大穴と黄金色に染まる流れが
まさしく探し求めた坑口?

国光クワ (28)①

国光クワ (30)①
 
 ~つづく~
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