北海道には、現在確認されてるもので6ヶ所の鍾乳洞があるらしい
一般開放されているのは当麻鍾乳洞(当麻町)と中頓別鍾乳洞(中頓別町)、ほか内部探険は禁止だが洞窟が見られる
奥美利河鍾乳洞(今金町)と民家裏で工事中に偶然見つかった小規模なものと、あまりに秘境すぎて探険不可能なのが2ヶ所
今回はそのうちの一つである神威鍾乳洞の探険記です。
いつものように地形図にも記載が無くネットでも殆ど情報がない、以前は島牧村の観光パンフレットに記載があり「危険なので探険はご遠慮下さい」との記載があったが、最近はその記載も消え遥かなる秘境になっているようだ。
 前置きが長いのでさっそくアタック地点となる泊川上流部へ、無事に辿りつけたのか?
神威鍾乳洞 沢(3)i入り
上記は駐車場地点からの画像

今回の探険記はベスト5に入るかもしれない、過酷で危険な探険記だったことは間違いない
地形図にも記載が無く場所もおおよそしか判明しないため、単独行でのアタックは危険です。
まずは画像奥に見える泊川の渡渉から始まる。 ヒザ位の水位で今回は沢タビでの挑戦だが水中でも滑らず楽々とクリア
ここから支流となるカモイ川の遡行を約3時間、さらに急峻な崖登りが40分待ち受ける。
絶好の探険日和で平地では30℃越えだが沢は涼しい、倒木のトラップ以外は浅瀬で歩きやすく、夏セミの鳴くなか周囲は鬱蒼としたブッシュが茂り秘境感も高まる。

神威鍾乳洞 沢(4)i入り
神威鍾乳洞 沢(12)①

30分ほど進むと両側から急峻な崖が迫る函状地形となり秘境ムード満点、湧水や浸食でできた洞窟もあり休憩兼撮影ポイントに最適でここまで約1時間半、沢遡行の中間地点くらいでまだまだ余裕がある。
ちなみに今回は、単独でここを攻略したツワモノ、チャリダーさんを案内人に☆さんほか最強メンバー7人での探険となりました。
神威鍾乳洞 沢(9)水

神威鍾乳洞 沢(11)穴壁
人と比べると大きさが分かりますね

神威鍾乳洞の歴史は古く、江戸時代にはすでに見つかり、当時は観音様が祭られていた記録があり昭和の始め頃までは険しい山道を歩きお参りに行く人もいたそうだ。 ただ余りの険しさゆえ観音様が集落の寺院に下ろされてからは探訪者もなくなり廃道に、その後数十年は歴史の闇に埋もれさながら消乳洞になってしまったようだ。
集落もなくなり月日は流れて昭和50年、村で本格調査し発見に至ったが、観光化には無理だったようでいわゆるほったらかし状態、ネットが普及しても探険者は皆無に近かったようだ。
そんな歴史の1ページに我々は足を踏み入れている、これは探険隊の意地にかけて発見せねばならない

遡行の難関である巨岩地帯を交わし、川の水量が減ってくると目印となる石灰岩の露頭を発見
ここまで約3時間、約3kの沢歩きであった。
神威鍾乳洞 沢(6)
神威鍾乳洞 沢(14)①

もちろんここがゴールではない、見渡すとブッシュに埋もれた崖しかないようだが?
ここからは案内人がいないと絶対に分からない地点から地獄の崖登りへと突入する。

                       ~つづく~





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