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札幌市にはかつて東洋一と謳われた手稲鉱山があった。
明治時代に鉱脈が見つかり昭和初期に本格採鉱が開始、昭和15年頃の最盛期には1万人以上の暮らしがあったそうだ。
金銀銅の産出で全国1、2位を争ったが、戦後には早くも斜陽時期をむかえ、縮小、転売が繰り返され昭和46年に閉山された。
現在でも手稲区には金山という地名が残り、山の上には巨大な製錬所跡が古代遺跡のように残りかつてを偲ばせる。
アタックしたのは昨年夏、坑道や施設跡が豊富に残り歴史的文化遺産級の発見だった。
手稲 153 (3)①

なを、危険等につき探険については自己責任でお願いします。
まずは手稲区の背後にそびえる廃墟を目指し、途中からは徒歩で向かう
エゾハル蝉が集く初夏、絶好の探険日和で林道を歩きだすと、はやくも緑に埋もれた巨大製錬所がみえた。
森の主のようで遠巻きでもオーラを感じる存在感、ここは最後のお楽しみにして外堀から探険してみる。
手稲 153 (4)①

手稲 153 (2)

広大な敷地でアチコチに遺構が点在しており、今日は1日がかりでの探険予定
まずはブッシュに埋もれた廃道を進むと、左手に封鎖された巨大な坑道を発見!!
奥で埋まっているようだが、今までの鉱山跡と比べてもかなり大きい
そばには運搬用レールのような施設跡が建っていた。
なんと、そこにも埋められたモノと頑丈に封鎖された2つの坑口!!、はやくもテンション上げ上げ
坑道からわずかに冷風があり、かなり奥まで続いてそうだが突入はムリでした。
手稲 153 (9)①

手稲 153 (8)①

手稲 153 (14)①

手稲 153 (12)①
銀河鉄道999のように天空に延びるレール跡、
木々の間から札幌市街地が眺められる

手稲 153 (10)①
埋められた坑口と塞がれた坑口

手稲 153 (11)①

これだけでも発見だが、手稲鉱山跡まだまだ序章にすぎない、迷路のように延びる林道を順番に潰していく




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