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冬季探険休業中で、過去の記録もネタ切れしそうですが、今回は昨夏に3人の精鋭部隊で突入した御園鉱山の坑口探険
ここは昭和6年から30年頃まで操業していた記録があるが、情報が非常に少なく建物なども残っていない廃村地帯、
林道を2k程進み、ゲートからは徒歩で探険となる。
付近に、かつて管理棟があったようだが完全に埋もれ全く分からない
本線の林道から外れ、廃道を辿り、水量の少ない沢を遡る。古地図では「もみじ沢」の記載があるようだ。
御園鉱栄無名 (9)①
沢は進むと殆ど枯れ、ブッシュが繁茂する。
季節がら山菜も目につくので、帰りのお土産も期待できそうだ。
しばらく進むと、回転軸のような金属片を発見!!、ほかにも人工的な痕跡があり間違いなく鉱山跡の様子
岩場に足を取られながら1k程進んだろうか、あれは?
御園鉱栄無名 (36)①

御園鉱栄無名 (10)①

ポッカリと地下に延びるクレーターのような穴、まさしく坑口だった。
しかも突入OK?の物件、水がかなり溜まっているようなので、深さを調べていざアタック
足を入れると「しゃっこい」!!、北海道弁で冷たいの意味
ヒザした位まで埋まるが、なんとか前進はできそう、ザブザブと、波を立てながら強行突破を図る。
御園鉱栄無名 (8)①

御園鉱栄無名 (15)①
上は突入してからすぐ振り返った風景」

精巧なアーチ状に掘られている。
水溜まりはあっ気なく10m程で終わり、トロッコの軌道跡が奥深くへと続いている。
廃鉱後約60年、地元の方からも遠い記憶になり、探訪者はほぼ居ないと思われる。
人生のお先真っ暗はガッカリだが、坑口のお先まっ暗は宝探しのようなワクワク感、
これを大人の遊びと呼ぶのか?、
御園鉱栄無名 (19)①

御園鉱栄無名 (11)①

どこまで続くのか、未知の世界へと探険隊を誘う
スリルと探険心が交差する坑道探険、次回につづく
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