前回につづき高校野球の記事です。
今年は各支部を勝ち抜いた17校で争われ、札幌第一の優勝で幕を閉じた秋の全道高校野球、今回は勝手に講評で振り返ってみました。
春夏に甲子園出場した東海大四と北海が、支部予選の初戦で敗れる波乱含みのスタートとなり、強豪の旭川実と旭川工も敗退した旭川支部は、ともに公立の旭川東と旭川西が勝ち残りました。
旭川スタルヒ


他の私立強豪は順当に勝ち残り、自身の予想では北海道栄、札幌第一、北照、駒大苫小牧、札幌日大と5強の争いではと見ていましたが、抽選の結果北海道栄以外は同じブロックに入る激戦に、結局ここを勝ち抜いたのが札幌第一で、例年通り南北海道のチームが強く、北北海道では白樺学園が唯一ベスト8に進出しました。
秋の大会は1,2年生だけのため投高打低になりがちで、ベスト4に残った北海道栄、札幌清田、駒大苫小牧、札幌第一も軸になるエースがおり接戦を勝ち抜いてきました。

準優勝した北海道栄は、例年エースを中心とした守備型のチームですが、今年は打線も好調で、特に1~5番の上位には長打力があり得意の機動力も発揮し、決勝までの3試合で10盗塁を記録、エンドランも随所に仕掛ける攻撃は守備側には驚異となりました。
ただ決勝では、左腕エースの金沢が9四死球と乱れ1-2の接戦で敗退

公立の札幌清田は24年ぶりの秋の全道進出で、エース実松を中心に接戦をモノにして勝ち上がりましたが、準決勝では地力の差を見せられ北海道栄に2-7の逆転負け、足で揺さぶられ四球を出して守備も乱れるパターンでした。
ただ21世紀枠の候補には上がるのでは?と思われます。

駒大苫小牧は、3枚看板の安定した投手力と堅守、代名詞ともいえる走塁で勝ち上がりましたが、準決勝では札幌第一のエース上出の前に散発3安打に抑えられ打力のモロさを露呈、序盤にあったチャンスを得点できず0-1の接戦で敗退しました。
低めの変化球に空振りが目立ち、ストレートも捉えきれず、また甘い球も見逃すといった繰り返しで、3回以降は無安打に抑えられました。
佐々木監督もかなりストレスが溜まった試合だったそうです。

その他では、夏の甲子園にも出場した白樺学園は、投手力に不安があり5人の投手がベンチ入り、新チーム間もないため打線と守備に粗さが残り、簡単にフライを上げたり、緩慢な走塁や勝負どころで守備の乱れが響きました。
ただエースの橋本が今大会成長したのは好材料で、ひと冬越えれば洗練された強豪に変わっているハズ

北照はベスト8で札幌第一に4-6と敗退、大型チームにありがちなモロさがあり、守備ではフライを落球したり内野フライで進塁を許したり、打線は追いかける展開になるとボール球に手を出したりと粗さがありました。
投手は3人いて守備も堅いので、接戦での強さが身に付き、大型チームの長打力を発揮すれば大いに期待ができます。

札幌日大は、エース倉内が140k超のストレートが武器の本格派右腕で期待されましたが、ベスト8で延長戦の末1-2で駒大苫小牧に敗退、振逃げの送球エラーから失点したのが響きました。
打線は緩急に弱さがあり課題が残りましたが、支部予選で課題と言われた守備力がピンチを何度も凌ぎ成長したのは好材料、

北北海道は武修館、帯広工、旭川東、旭川西、滝川西、北見北斗、稚内大谷が全て初戦敗退とまだまだこれからといった感じ、
接戦や勝負所での守備力、バントやチャンスに1本が出るかの差が明暗を分けた試合が多かったようです。
秋の大会は、「普通のことを普通にできたチームが最後は勝ち残る」と、どこかの監督が言ってましたが、その通りでした。



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