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さてさて少し日が開きましたが、いよいよ生田原鉱山の精練所へと突入編
幅50mはありそうな1段目のコンクリート群は崩壊が進んでおり、年月の長さが窺がわれる。
雪解け水が溜まる泥濘を迂回し、更に探険
生田原鉱山 (14)③
立ちはだかる壁は巨大な神殿のようで、探険心をかきたてられる。
たぶん今の心理状態だと、ハニートラップよりも探検を選ぶかもしれない(笑
2段目に上がると目につくのは円形の施設跡が2ヶ所、ここは主に金銀の生産が行われた記録があり、青化製錬施設だと思われる。
当時は、青化液に浸して金銀を分離させる方法が主流だったそうだ。 どのくらい成果があったかは不明だが?

生田原鉱山 (17)③

生田原鉱山 (20)③

木で深さを確かめると数mはありそうで、落ちると這いあがれない
2m以上はある壁を迂回して進んだ上部は、崩壊が激しく土の上からは苔も確認できる。
最近は苔の観察も秘かなブームらしいが、こんな場所にも苔は多く生息しているようだ。
コケにされる前に更に上部を目指す。

生田原鉱山 (19)③

生田原鉱山 (29)③

上部は笹と木々の進入で崩壊も一層激しい、夏だと完全なヤブ漕ぎになりそう
上からの俯瞰は画像の感じで、奥に林道が見えるが、夏は鬱蒼としたジャングルと化しているハズだ。
生田原鉱山 (26)③

最上部は笹ヤブに覆われた平地になっていて、遺構などは見当たらない、坑口もあるのではと少し探したが埋まった可能性が高いようだ。

生田原鉱山 (31)

生田原鉱山 (30)

生田原鉱山 (15)

今回も少ない手掛かりと資料を元に無事発見に至りました。 大人の宝探しはまだまだ続く 
ここはアプローチが簡単ですが、発見には山感が必要なのか知る人は少ないようです。
さらに山菜採りの方も少ないようで良性の山菜が多く自生、どこかのように、山菜よりも人の数が多い場所とは無縁なんです。

~予告編~、
先日小樽市で、歴史に埋もれた鉱山跡を見つけたので近々掲載します。(松倉鉱山ではありません)、なんと坑口もあったので、久しぶりの突入も









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