さて朝里鉱山の探険中ですが、今回は本職である高校野球の記事です。
5月30日から開催されていた春の全道高校野球大会は、創部8年目の札幌大谷の初優勝で幕を閉じました。
失礼ながら出場16チームのなかでは自身も全くノーマークでして、意外性のある高校野球らしい結果ともいえます。
春28
札幌大谷6-2北海道栄

札幌大谷は、平成25年秋の全道大会で準優勝、その頃から力を付けてきた感じで、チーム率いる船尾隆広監督は函大有斗出身で選手時代には2度の甲子園出場があり、部長の五十嵐 大氏も駒大苫小牧が夏の甲子園で全国制覇したときの優勝メンバー、いわゆる黄金コンビでチーム力が向上、1年生3人がレギュラーで投打に活躍し、4投手の継投と打ち勝つ展開で勝ち上がった。
特に1番喜多村からの上位打線は強力で、全試合で2桁安打を記録し、準決勝の白樺学園戦では喜多村と5番浜崎とで1イニング2本の本塁打を放った。
4試合51安打29得点、投手は1年生エースで右本格派の菊地、左腕の技巧派2人と右の速球派と1人と多彩で、基本は継投策
ただ、2回戦の札幌第一と準決勝の白樺学園はエースが投げておらず、打力的にはまだ未知数な部分がある。
攻守でも、バント失敗が目立ったり、ピックオフプレーで走者がアウトになるケースもあった。 守備も1失策だったが記録に表れないミスも多く夏の優勝候補には上げにくい、数年前にも春の全道大会で初優勝したチームが、夏は支部予選で敗退したケースもあった。

北海道栄は昨秋に続く準優勝で総合力では札幌大谷を凌ぐ、特に打力は昨年とは全く別チームのようだった。
切れ目が無く、下位からチャンスを作り上位の長打力で一気に大量点を取る集中打は全道でもトップレベル、俊足ぞろいで機動力と走塁も鍛えられている。 また2年生からのレギュラー組が多く試合経験が多いのも強みだ。
ただ、このチームの課題は投手と守備、エースの左腕金沢は、昨秋から「暴れ馬」と言われるほど制球に難があり、イニング数と同じくらいの四死球があった。 支部予選では好投が続き安定していたが、肝心の全道決勝で悪癖が露呈、9回途中で降板するまで、11安打10三振6四死球で5失点の内容だった。
また守備も4試合で10失策を記録、失点に繋がるケースも多くカバーリングの甘さも気になった。 四死球と失策は連動しているケースが多く夏への課題と言える。

北・北海道勢で唯一ベスト4に残ったのが白樺学園、打力と走塁は鍛えられているが、やはり投手力と守備に課題が残り、
簡単なフライを落球したり、盗塁でベースカバーに入らなかったりと凡ミスが多く、追いかける展開になると攻守に焦りが出てしまった。
同じくベスト4の東海大札幌(東海大四)は、昨秋の支部予選敗退から復活を遂げた、140k台の本格派投手と左技巧派の計5人が揃うが、こちらも守備に課題があり3試合で6失策、打線も鋭いスライダーを攻略できなかった。

自身が期待していた駒大苫小牧は、2回戦で白樺学園に4-5と接戦で敗退、バント失敗やけん制死でチャンスを潰したり、エラーから失点するなど、不運な当たりもあったがらしからぬ敗退だった。
ただ夏に向けてはいい課題となったハズ。 投手力は左右の2枚看板が安定しており、守備さえ鍛えれば夏は優勝候補の本命と見る。


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