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 ここは、数年前に合併したと人口数千人の寂しい街、町の案内図を見てみると「湯の沢」の文字を見つけた。
㊙資料では、昭和11年頃まで温泉宿があったらしく、白い石灰華と硫黄臭のする冷泉が湧いていたとか?
地形図にも「湯の沢」の記載があり、林道も延びているようで期待ができそうだが、果たして今はどうなっているのか?

湯の沢冷泉(朝日町 (3)
 「湯沢大橋」の先には農家が一軒のみ、リサーチしようとしたが、はるか遠くの田んぼで作業中のため断念
とりあえず林道を注意しながら進んでみる。
常に沢沿いを進むため、臭いと沢の状態(白や赤い流れ)を見逃したら宝探しは終わり、鍛えられた山感と観察眼が勝負になる。
2kほど進んだろうか、左手に車1台分のスペースと寂れたゲートが現れた。

湯の沢冷泉(朝日町 (4)

怪しい!!臭う!!、長年の探検感覚が反応、温泉の嗅覚は犬よりあるかもしれない、下車してリサーチしてみる。
何かに導かれるように対岸に渡ると、これは何?
人工的に石で作られた湯船らしいものと、太いパイプ菅が地中から伸びており、いかにも手製の湯船
ただ手をつけると冷たく臭いもない、真水か?とも思ったが、水溜りの底には四角いマンホールと源泉地帯でよくみかけるパイプが突き出ている。
どこかから伸びてきている黒い塩ビ管も気になる

湯の沢冷泉(朝日町 (6)

湯の沢冷泉(朝日町 (7)

湯の沢冷泉(朝日町 (5)

どうみても、ただの水溜りではなさそうだ。
塩ビ管を辿ってみたが、途中で笹薮か地中へと消えていた。
探検した5月上旬は、まだ雪解け水が多い時期、夏季限定で冷泉が楽しめるのか?
また、冷泉と物語る決定的なモノを発見!!

湯の沢冷泉(朝日町 (9)

湯の沢冷泉(朝日町 (8)

この箒とブラシは何の為にある?、しかも、かなり使い込んでいる様子
総合的に判断して、冷泉ということで結論付けた。
地元の方々が、密かに湯あみを楽しんでいるのかも知れない
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