さて今回は、みなさんの予想通り春の高校野球の記事です。
今大会は、開幕試合から7点差の逆転試合、8点差の逆転試合、延長タイブレークなど、とても1度では書ききれないのほど色々あったので、2回に分けて編集します。
1回目は、今大会の大逆転劇、 ちなみに春夏の甲子園大会では8点差の逆転勝ちが記録で、逆転まではできませんでしたが、11点差を追いついた試合があります。

札幌円山春

開幕ゲームは、札幌日大ー鵡川の対戦

札幌日大 003 204 022  13
鵡川高校 070 200 000   9

札幌日大は、昨夏と昨秋の北海道大会準優勝チーム、鵡川も昨秋の支部予選で、駒大苫小牧と北海道栄を破り全道大会ベスト8と、強豪同士の対戦
日大は、今春からエースの石井(左腕)が先発だったが、2回に早くも捕まる。 連打を浴びて失点し、動揺したのか得意の内角ストレートが高めに浮き、積極的な鵡川打線にことごとく打ち返された。
これが守備陣にも伝染し、捕手がフライを落球して2者の生還を許すなど6安打に2失策が絡み7失点、投手も木山に交代

ただ鵡川の先発半田も腰に不安があり、日大の強力打線がいつかは捕まえるだろうと自身は予想していましたが、
3回表に投手の木山の2点本塁打などで3点を返し、4回にも上位のタイムリーで2点、鵡川も4回に、四球と失策に付け込み1安打で2点を返す展開、 日大は、この日4失策と、守備と投手の悪い面とが全て出た試合
6回、ついに日大打線が長短5連打を集中し4点を挙げ同点、半田を引きずり下ろす。
長年の観察眼から、この時点で「日大が逆転勝ちするだろう」と思われた。
予想通り、鵡川は2番手投手の安西が踏ん張れず、8回には死球と自らの失策で自滅し2失点、日大は左腕の木山が安定した投球で福内につなぎ鵡川打線を抑えた。
7点差を守れなかった鵡川は投手陣の不安があり、日大の勝利に対する執念が勝った。 らしくない試合展開だったが負けないのが日大の強さ、

日大は打線が18安打と爆発、走塁でも守備を揺さぶったが、リードされ中途半端な走塁もあり、投手と劣勢時の守備とともに課題を残した。
鵡川は、2番手投手の育成と、打線も好投手になると大振りになり、打ち急いでしまうのが課題といえる。

つづいてこれも大逆転劇

遠   軽000 054 000 0   9
函大有斗 010 007 100 1  10

この試合は遠軽の投手陣が大乱調、有斗は6回裏、3連続を含む押出四球で4点を挙げ流れを掴んだ。
遠軽は5回、2四球に付け込み上位の長打攻勢で5点を先制、6回にも下位打線がつながり2本の長打で4点と、理想的な展開、
「これはコールド勝ち」かと自身も思った。
遠軽も、これは勝ったと一瞬思ったハズ、しかし、そこに落とし穴があるのが高校野球の怖さ、6回裏先発の如澤が2点本塁打を浴び9-3となる。 しかしまだ6点あり、遠軽は2番手の伊藤に交代、しかしスライダーが決まらず、四球にヒットであっという間に1死満塁とされタイムリーを浴び9-4、

遠軽ベンチは、慌てて松浦に交代も1死満塁では酷というもの、ただ冷静に考えれば5点のリード、本塁打を打たれてもまだ勝っている。
しかし投手には余裕が無かった・・・、「腕を振って真ん中に3つ投げれば大丈夫」などベンチも的確なアドバイスができなかったのかもしれない、2死を取るも重圧に負けて3者に押し出し四球で9-7、守りの投球になり、遠軽ベンチがパニック状態になっているのが、スタンドからも手に取るように分かった。
この回3人目の渡辺を投入するも、さらに押し出しでついに1点差、こうなると流れは一気に傾く、有斗は点差を付けられながらも、自分がアウトにならずに次に繋ぐ意識が徹底され、2ストライクからでもしぶとく四球を選ぶ、得てして「自分が打って決めてやろう」と個人プレイに走りがちがだが、決して打ち急がなかったことが勝因の一つ、ベンチの的確な指示があったことは間違いない

有斗は技巧派左腕の野坂が6回から好投、同点になり焦って早打ちになる遠軽の強力打線を緩急で1安打に抑えた。
遠軽は、打線の焦りが守備にも伝染し、10回裏は四球の後、バント処理が野選となり最後は犠飛、無安打でサヨナラ負けを喫した。
遠軽は、打力と走塁は、北・北海道ではすでにトップレベルの域にあるので、夏に向けては、ピンチを想定して追い込んだ投球練習と接戦での守備が課題と言える。

次回は、優勝した駒大苫小牧、準優勝の函大有斗ほか、夏に向けて有力校の紹介など



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