今回も、少し高校野球記事にお付き合いください
優勝した駒大苫小牧ほか、夏への有力校など探ってみます。

春札幌円山

 春の全道大会では5度目の優勝となった駒大苫小牧、4試合全て逆転勝ちと、粘り強い試合運びが光った。
4試合で打率370、51安打、32得点、17失点、16四死球、15犠打、5盗塁、5失策の内容

総合力では昨年よりやや戦力は落ちるが、終盤の6回以降に得点して逆転するパターンが多く、土壇場での勝負強さを発揮
初戦は、今大会屈指の右腕、高杉を擁する東海札幌を3-1と接戦で勝利、毎回のようにランナーを背負いながらも、ホーム封殺や2併殺と堅守を発揮、鈴木と工藤の継投で逃げ切った。
2回戦は、選抜帰りの札幌第一を0-3の劣勢から逆転、14-4の7回コールド勝ち。エースの富樫を打ち崩し7回に8点をあげた
準決勝の帯広大谷が、延長13回のタイブレークに突入しながらも9-8のサヨナラ勝ち

帯広大谷 020 210 001 101 0  8
駒大苫小 010 101 300 101 1  9

この日は先発の鈴木が不調で、本塁打で先制され、4回には3四死球で押し出しと3失点、一死満塁で交代した工藤も押し出し、さらに5回には暴投で失点と、らしくない展開となった。
駒大も本塁打で返すが、内外を緩急で突かれてチャンスに打ち損じが目立ち、あと1本が出ない重苦しい展開、7回にようやく4連打に犠打を絡め逆転、投手も山に交代し逃げ切りを計る。

しかし、粘る大谷は9回代打に本塁打が出て同点とし延長戦に突入、10回表に工藤がランナー3塁でまたしても暴投、先行される
駒大は、その裏2死三塁のチャンスに、三塁ゴロがエラーを誘い追いつく、12回表には駒大の守備にミスが出て、またも先行を許すが、その裏2死2塁から、投手の山が2ストライクと追い込まれながらも、レフトオーバーの長打を放ち再度追いつく驚異的な粘りを発揮、北海道大会では初のタイブレークに突入した。

13回表、駒大はバントで1死二、三塁とされるが、後続を断ち0点で抑える。
その裏、駒大もバントを仕掛けて投手のエラーを誘い無死満塁の大チャンス、最後は今大会ラッキーボーイの安田がタイムリーを放ち激戦にケリをつけた。 大谷は2度先行しながら緊迫した終盤戦でミスが目立ち、投手も決め球が高めに浮き痛打を浴びた。
決勝も今大会を象徴するように、0-4から駒大が6-4と逆転勝ち、7回2四球に付け込みタイムリーで3点を挙げた。

駒大は4試合総じて、ときおり失策が出るが勝負所での堅守が光り、最少失点で凌いだのが大きかった。
投手陣がやや不調だったが、打線が粘り強くカバー、甘い球の打ち損じや拙攻が多く、チャンスに1本でていれば、まだ楽に勝てたハズで、夏への課題としたい
終盤の驚異的な粘りは、普段の練習量プラス、かなり追い込んだ練習をしていないとなかなか出ないもの、練習はウソをつかないのだ。
走塁はすでに道内随一で、投打の良い面と悪い面の両方が出た内容ながら、現在では道内1、2の戦力と見る。

準優勝の函大有斗は久しぶりの上位進出、エース成田が内外を突く制球力と、伝統の機動力を多用し接戦をモノにしてきたが、最後は投手力が力尽きた。
打線は変化球に弱さがあり、鋭い変化球に対応できなかったのが課題といえる。

南北海道では、投手陣の不調のためベスト8で敗れた札幌日大も総合力が高く、守備のメンタルを強化すれば駒大を勝ると言っても過言ではない。 この2チームを僅差で札幌第一、東海札幌、北照が追う展開か?

北・北海道は例年以上に大混戦で、昨年のクラーク国際のような、ダークホースが一気に駆け上がる可能性もある。
有力校としては、昨秋と今春ともベスト4進出の稚内大谷、正岡がエースで5番と負担が大きく、打線の強化がポイント
旭川実業も有力だが、エース葛西の制球力に不安が残り、打線も確実性を増したいところ
遠軽は、打線と走塁だけなら北北海道随一だが、投手力に不安が残り、帯広大谷も接戦での守備に不安がありと、有力校はまだまだ課題が多く、間隙を縫って白樺学園、滝川西、武修館なども差が無い
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