北海道勢、今年は初戦で散る。
夏の甲子園に出場した滝川西は仙台育英に3-15、昨年準優勝した北海は神戸国際付に4-5と敗退、甲子園で勝つ難しさを思い知らされました。

札幌円山春

 大会五日目と同日に登場した北海道勢、まずは滝川西のスコアと試合内容を振り返ると。

仙台育英 230 023 221  15
滝川西高 000 000 300   3

ご覧の通り完敗ですが、滝川西にも序盤はチャンスがありました。
1回表、緊張からか滝川西のエース鈴木の制球が甘く、いきなり長打を打たれて、さらに本塁打を浴びる苦しい展開、2回表には、鈴木も少し立ち直るが、打者を追い込んでからヒットを打たれ、さらにバント処理でエラーと内野陣にはまだ緊張感があった。

更に9番の長谷川に対してボールカウント1-2まで追い込むも、またしても決め球が甘く入り3ラン本塁打を浴びてしまう
これは非常にもったいなく、強豪相手に、いきなり5点のビハインドは打力ではやや劣る滝川西に重くのしかかった。
滝川西も、予想通り制球に不安がある仙台育英の先発、長谷川から1~4回まで先頭を出塁させるが、バントがことごとく失敗、
2ストライクに追い込まれて強行失敗の繰り返しで、相手守備を乗せてしまい余裕を与えてしまう
耐えていた鈴木も、5回に四球の後のバント処理を、またしても内野手が送球エラーしてしまい2失点に繋がってしまう、序盤の5失点がなかなか詰まらず、攻守ともに焦りがでてしまう悪循環、この日は4失策を記録し、守備の悪い面が全て出てしまった感じで、7回に2番手投手から意地のタイムリーを放つが4安打に抑えられ、2番手投手も捕まり点差は開くばかり、

点差ほど力の差は感じなかったが、相手は私立の名門校で、他県に遠征して練習試合をガンガン行うチーム、滝川西は公立校で本州遠征もままならない、甘い球を一撃で長打にする勝負強さや守備力の差、修羅場を経験しているメンタルの差が大きく出てしまった。
厳しい試合となったが、甲子園で勝つには何が必要か滝川西にはいい経験になったはず、新チームの活躍に期待したい

北海高校 011 000 200  4
神戸国際 001 001 30X  5

この試合は、非常にハイレベルな試合となった。
明暗を分けたのは、7回裏の打者と投手の読み合いだった?

試合は北海ペースで進む、序盤から神戸の先発、岡野の変化球を見極めて甘くなったストレートを捉えて先制、2回にはバントで揺さぶり、不安があると言われていた神戸守備陣のミスを誘い2点目、神戸も中軸のタイムリーで1点を返し、予想通り接戦の様相となった。
北海の先発坂口は好調で、MX148kのストレートが決まり無四死球と好投するが、さすが神戸の打者レベルも高く、3回で5安打され、4回には3連打で一死満塁のピンチ、2死にしたところで、左腕の多間に交代して後続を断ち北海ペースかと思われた。

しかし、今大会は本塁打で試合の流れが変わってしまう傾向があり、長打力のある神戸打線だけにまだまだ先は読めない展開、
自身もこのまま終わるはずはないと思っていた。
神戸は先発の岡野を諦め、6回から2番手に黒田を登板、そして向かえた6回裏、多間が先頭の6番谷口に本塁打を打たれて同点に、神戸打線もしつこく粘り、エンドランを掛けたりと揺さぶりに掛かるが多間が踏ん張り後続を断つ、また北海の守備陣も堅守で盛り立て互角の展開となった。

7回早くも北海打線が黒田を捉える。 俊足の1番鈴木がヒットで出塁、さらに内野安打の間に鈴木が3塁を陥れ、これに神戸守備陣が動揺、さらに緩い遊ゴロが悪送球を誘い、この回2点を追加した。
予想通り、不安のある神戸守備陣を走塁でかき回す展開、しかし北海には魔の7回裏だった。
神戸は3番の森田が長打で出塁し、さらに1死一、三塁として6回に本塁打を放っている谷口に周った。

多間は、初球の変化球をファール、2球目少し甘いストレートで2ストライクと追い込む、変化球狙いだったのか、谷口は全く反応せず悠然と見送る。
しかしこれが、変化球狙いと見せかけ、次にストレートを投げさせるためにエサを撒いたと思われる。
北海バッテリーは裏をかいて、外角ストレート(もちろんボール気味)を選択するが、ほんの少し甘く入ってしまい谷口が逃さず捉えて逆転の3ラン本塁打、結果論だが、0-2なので緩い変化球を挟んでのストレートでも良かったかもしれない、ただ観戦者は好きに言えるが、
実際プレーしている選手が、その時の打者の雰囲気や構えから選択した結果なので責められない、バッテリーの裏をかいて打った谷口が一枚上だったということ

さらに8回から神戸は、3番手投手の花村を投入、これが予想以上にいい投手だった。
こんな投手が控えていたのか!!、県大会でも無四死球で三振も多く少し警戒はしていたが、ヒザ元に決まるストレートに鋭く落ちる変化球と、激戦区の兵庫県を勝ち上がった層の厚さを見せられた試合だった。
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