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 ~前回よりつづき 
歩き始めてすでに約30分以上経過、廃道を本流沿いに進むが、見落としは秘境探検にとって屈辱の敗道を意味する。
最近、遠視気味(老眼と呼ぶ人もいるが)の眼力で注視していると、怪しい場所が?
山中模索の末、廃屋と緑のタヌキならぬ緑の湯船跡?らしい場所を発見、朽ちた丸太橋が架かっており、恐る恐る渡り接近
叩いて渡ると踏み抜きそうなので、一気に突破するのがコツなようです。
長年未使用の野湯は、藻が浮いて緑になるのはよくあるパターン、果して探し求めた温泉跡なのか?

B沢温泉 (4)

B温泉 (5)

廃屋はすでに潰れており、近くには別棟があったのか、木材の破片が山積みにされていた。
分厚い絨毯と化した緑藻を除けると、暖かい!!さらに漂う硫黄臭、緑の池は巨大な温泉の池だったのだ。
古びた空缶やシャンプーのカラ容器が捨てられており、以前は利用されていた跡も覗えるが、数年はほったらかし状態で探訪者も殆どいない様子、人工的に並べられた岩風呂、潰れた廃屋も山奥にしては別荘のようなモダンな造りでドアも近代的、密かに個人で楽しんでいたのか?、宿だったのか?ただ車道までは徒歩で30分以上、その周囲にも民家は無い、名探偵コナンでも困難は推理となりそうだ。

B沢温泉 (6)

B温泉 (8)

さらに調査すると、一人で入れそうな湯船を発見、湯は35度前後で、藻を除ければ入浴も充分楽しめそうだ。
地下から塩ビ管の汲み上げ方式で、けっこうな湧出量、そのまま川へと放出されているもったいない状態、
今回は足湯と手湯だけ楽しみました。  なにぶんヒグマが出そうな雰囲気プンプンなので、単独入浴は危険です。
足と手はツルツルになったので、アルカリ系の温泉?

B沢温泉 (7)

B温泉 (9)

今回は、雨上がりで泥濘に苦労し、GPSよりも劣るとも優らない(要はGPSより劣ること)嗅覚ながら地形図片手に辿りつけました。
帰路も分岐に気を付けながら無事に帰還、今回の野湯はGPS(自身は持ってません)だと、分岐に惑わされ逆に迷うかもしれません

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