札幌市南区では、かつて札幌軟石と言われる良質の石が採掘され、明治から昭和初期の全盛期には、市内の主要建造物の殆どを担ってきたとも言われている。
戦後は、建築基準法の改定やコンクリートの普及もあり衰退、現在は殆ど採掘されてなく、名残を残す石山地区には緑地公園が整備され、グランドキャニオンの様に聳え立つ石切り場やランドアート作品が作られ、憩いの場としてかつてを偲ばせている。
画像は、昭和15年に石山郵便局として建てられ、閉鎖後はコミュニティーセンターとして再利用され、札幌景観遺産、ふるさと文化遺産にも指定されている「ぽすとかん」、石だけに重そうな重厚感がヒシヒシと伝わってくる。  

札幌軟石採掘場 (14)

 戦後は、住宅開発や道路整備などで壊されたものも多いが、石山地区をよ~く見て歩くと、倉庫や石倉などとしてど残っているのも多いようだ。
最近は、自身の頭脳も石の様に固くなっており軟石探検で少しは柔軟になるかもしれない?
まずは南区にある真駒内川沿いの採掘場跡を探検、みずなら橋付近の紅葉を撮影して河原へと下りてみる。

札幌軟石採掘場 (2)

札幌軟石採掘場 (1)

木々の中の小径を辿ると、簡単に下りられそうだ。
この日は週末で天気にも恵まれたが、散歩の方がたまに通るだけ、真駒内だけに「まぁ混まない」ということか?(座布団1枚?)
話は滑っても、足を滑らせないように注意して河原へ
この付近に、かつての石切り場だった証拠が残っているそうだが?

札幌軟石採掘場0 (2)

札幌軟石採掘場 (15)

日本刀で、縦にスパッと切ったような切り口が印象的、日陰部分にはコケが生え、年月の長さを物語る。
紅葉に彩られた真駒内川を撮影しながら当時の痕跡を探してウロウロ、宝くじには当たらないが、宝探しは得意な方だったので、難なく発見!!
石切り跡に当時の文字が掘られている。

札幌軟石採掘場 (16)

札幌軟石採掘場0 (3)

札幌軟石採掘場0 (4)

昭和十年、西野石材部、西工商?と読むのだろうか?石材の材の字が昭和初期らしい、付近は採掘場だったようだが、今はすっかり記憶から忘れられ、マニアックな秘境となっている。
ちなみに、札幌軟石とは支笏溶結凝灰岩と言われ、火砕流が長い年月をかけて固まったモノである。
地質学はブラタモリで学習しました(笑
さらに南区を探索し、別の石切り場を見つけた。
                                    ~つづく~
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