名水の郷として知られる京極町、環境庁の名水100選にも選ばれ、羊蹄山が眺められる京極温泉とともに、年間を通じ多くの人で賑わっている。
この街も、かつて鉱山で栄えたという歴史があるが、廃鉱後すでに40年以上、人々の記憶からも薄れ、現在は山間にひっそりと石碑が残っている。 地元では脇方鉱山と呼ばれ、胆振線から分岐した鉱物運搬用の軌道が市街地から敷かれていた。

倶知安鉱山 (19)




 明治時代に鉱脈が見つかり大正5年頃に本格採鉱、露天掘りが中心で褐鉄鉱が主に採掘され、大正9年に京極~脇方間、約7.5kの鉄路が開通し一つの街を形成、千人以上の暮らしはあったそうだが、昭和44年頃、鉱石枯渇により廃鉱、翌年には鉄路も廃止となり一気に廃れてしまった。

紅葉時期の10月、鉱山跡を探しながらワッカタサップ川沿いを進んでみる。
かつての軌道跡も辛うじて分かる程度、車道沿いには橋脚跡が点在しており、鉄見橋付近がかつての脇方駅跡だが、現在は産業廃棄物処理場の建物があるのみ、跡地にはブッシュや木々が茂り民家も見当たらない、石碑と僅かな遺構を撮影してさらに探検してみる。

倶知安鉱山 (14)

倶知安鉱山 (11)
ブッシュに飲まれながらも生き残る橋脚跡

裏山といった感じの丘は治山工事がなされ、低草が茂り地下水がU字溝を流れている。
制御装置のような人工物から奥がかつての鉱山跡で施設群が立ち並んでいた場所、何もない原野に見えるが、双眼鏡を覗きながら慎重にリサーチ、眠れる遺構が見える?

倶知安鉱山 (16)

倶知安鉱山 (17)

倶知安鉱山 (18)

倶知安鉱山 (20)
盛土などで治山工事がされた跡と制御装置

最近は遠視(老眼?)に苦しんでいるが、長年培った探検眼は衰えない、ブッシュと紅葉の奥に隠れるRC製の何か?
接近を試みるが焦りは禁物!!、ぬかるみに足を取られたり、足元のU字溝を見落とすと骨折もあり得る。
U字工事ならぬU字好餌になりかねない、焦って良いのはトイレに行く時というのが自身の持論?、じっくりと遺構群を追い詰めると

倶知安鉱山 (22)
産業廃棄物処理場は遥か下に

倶知安鉱山 (7)

倶知安鉱山 (23)




スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://hikyoutaki.blog.fc2.com/tb.php/852-89d0e5f0