荒地化したブッシュ地帯を掻き分けるが、春か晩秋だとかつての作業道跡が不明瞭ながら残っていた。
倒木や枝木と約30分格闘の末、コンクリート製の遺構にたどり着く、何かの基礎跡なのかアンカーボルトもむき出し状態、苔の多さが年月を物語る。
撮影して周辺をリサーチすると、奥に巨大な円形遺構見え隠れ、風化は激しいものの遺構は残っていたのだ。

倶知安鉱山 (27)

絡みつくブッシュを掻き分けて正面に立つと、炭鉱や鉱山跡ではなかなか見られない型式の遺構、初めは坑内の扇風機跡かと思ったが、後から調べると回転炉(ロータリーキルン)と呼ばれ、採鉱した鉱石類を燃焼や乾燥させて品質向上させる施設跡らしい
巨大な坑道といった感じで奥まで続いており探検意欲を誘う、当然ながら突入

倶知安鉱山 (26)

倶知安鉱山 (38)

赤土の内部は凹凸のある壁で、レンガ壁で高さは1.5m程、すぐに二股に分かれて奥で繋がっている。
精巧に積まれたアーチのレンガは殆ど崩れていない、当時から日本のモノづくり技術は高かったようだ。
出口は天井が開けており登って見渡すが、他に目ぼしい遺構は見当たらない

倶知安鉱山 (33)

倶知安鉱山 (36)

倶知安鉱山 (37)

倶知安鉱山 (31)

普通の方なら(すでに普通でなはい)、これで満足して帰るかもしれないが、毎度ながら?欲張りな秘境通のなべは、さらに探索をつづける。
不明瞭な作業道へ戻り、さらに進むと地形図にも記載がある林道に出た。

~つづく~


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