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 さてさて、土砂崩れ数ヶ所をクリアして、道草を食いながらのトレッキング約20分で変形十字路の分岐に到着、地形図通り(2万5千分の1)だがどれを進むか?
確率4分の一だが、くじ運は悪い方、長年の山感と感覚で進んでみる。 500m程で抗口に辿り着けるハズだが?

三石鉱山跡 (27)

 三石鉱山の歴史は戦前まで遡る。記録では昭和17年頃に開抗され、主に水銀、クローム、石綿、金銀銅と多彩な採鉱がされたようだ。
昭和30年代には廃鉱となり、数年後に資源採取の再調査が行われるも採鉱には至らずほったらかし状態に、その後は地形の変化や工事により遺構群は取り壊され、唯一抗口だけが残ったようだ。途中の斜面には行者ニンニクがわんさか伸びているが、自身は興味が無いのでスル~、ここまでくる探訪者は少ない様子(車両通行はしばらく無理)、嗅覚で一番怪しい分岐を進んでみる。標高的には駐車地点で150m程、林道は一度登って下り、川沿いを進むようだ。

三石鉱山跡 (26)


三石鉱山跡へ (2)

三石鉱山跡へ (1)

断崖が聳え立つ林道で、雪解けで水量を増した沢にはエサを運ぶカワガラス、春の光景を楽しみながらどんどん進むが、果たして道は合っているのか?宝探し感覚でどうぞ
それは、突然崖下にポッカリと開いていた。 はじめは岩の割れ目かと思ったら、入口の3分の2くらいは土砂崩れで埋没しており、徒歩でないとスル~しそうなほど無造作に放置状態、覗いてみると崩れた支保工と奥へと続く坑道、ついに見つけた三石鉱山で唯一残る遺構、もちろん半年ぶりの抗口突入を試みる。
引っ張りますな~(最近のTV番組と同じ?)

三石鉱山跡へ (4)

三石鉱山跡 (4)





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