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 三石鉱山跡、唯一の遺構ともいえる抗口を見つけ突入~、
中は真っ暗で水が滴る沈黙の世界で、足首位まで水が溜まっている。 入口は土砂崩れや堆積物で一人分くらいのスペースしかない、毎度のことだが不気味な世界へのワクワク感は飽きません

三石鉱山跡 (6)
 林道沿いに放置状態という抗口も珍しく、分岐さえ間違えなければ辿り着くのに苦労はしない、一説では上流にあるダム工事で遺構群は埋没したとの話もあるようだ。
まずは、ヒグマが冬眠穴に利用していると緊急事態なので明かりで内部調査、、こんな感じです。

三石鉱山跡 (7)

三石鉱山跡 (12)

獣臭はしないので、とりあえず安心、奥は行止まりのようだがさらに水溜りを進んでみる。
全体に粗削りな穴で凹凸が多く、所々に光る物質が鉱石がなのかもしれない、10m程で最深部に着き辺りを調査するが、横穴らしきものは無し、抗口作業に使われたのか台座跡が埋没していた。
小規模ながら、日高路に残るもう一つの歴史は、人知れず探検者を待ちつづけ、眠っていたようだ。
馬と海産物だけではない、探すと色々ありそうですが、あくまで自己責任でどうぞ

三石鉱山跡 (10)


三石鉱山跡 (9)
内部から外を撮影、埋まっているのがよく分かる。

日高路では炭鉱開発も行われたが、埋蔵量に乏しく頓挫した歴史もあり、資源的に恵まれた地域でなかったようだ。
帰路には、蓬莱山と呼ばれる街のシンボル的な岩山にも寄ってきました。

三石鉱山跡蓬莱山

*世の中は大型連休になる方も多いと思われます。ご多分に漏れず自身もアチコチ出没しますので、更新も滞りになります。
 出かける方は、取り締まりにご注意ください、観光名所の近くは要注意で、1日に2度捕まった友人もおります。(速度違反)
 




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