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 茶志内炭鉱跡をネットで調べると、前記した炭山郵便局跡と慰霊碑は何件かヒットするが、抗口の情報は少ないようだ。
それだけ探訪者も少ないということ、ならば自身が探しましょう、宝探しは得意な方なので、地形図(25.000の1)を眺めると遺構群とズリ山付近の沢沿いに道が延びているが、実地調査してみると廃道状態、怪しい!!いわゆる未知の道、獣臭とともにプンプン臭う!!、まず見つけたのはトンネル?、これが入口だった。

茶志内鉱山跡 (28)


 穴やトンネル、廃道を見れば反射的に突入してしまう(良いか悪いかは別にして)、10m足らずの短さだが、その先の笹薮越しに見えたにものは?、まさしく抗口!!4月下旬でもけっこう見づらい状態、夏だとブッシュや木の葉で完全に埋もれそうだ。
足元の笹薮を踏み分け、沢を1度渡ると簡単に辿りつけた。

茶志内鉱山跡 (29)

茶志内鉱山跡 (30)
きれな円形が残り、保存状態がいい

高さ約4mで横にも抜け穴?が付けられている。 大きさから送風施設かもしれない
風化で崩れたのだろう、付近にはコンクリート片が散乱しており遺構群も失われる運命、残った送風施設も苔の厚みが50年の月日を感じさせる「天空の城ラピュタ」の世界やはり   横穴はやはり塞がれた正面と繋がっている。

茶志内鉱山跡 (35)

茶志内鉱山跡 (32)

茶志内鉱山跡 (33)
中は水溜まり

茶志内炭鉱の鉱区は東西約9k、南東約3kと大規模で抗口も大勝抗他いくつか掘られた記録が残る。
近くに抗口がありそうなのでさらに廃道を辿る。 まだ残雪が多いのでツボ足で進めますが、夏だと草やブッシュ生え放題なので、無謀な探索は注意、左側にズリ山その奥に見えてきた。 今度こそ抗口?

茶志内鉱山跡 (4)

茶志内鉱山跡 (3)


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