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 さて、今回は探検ネタにしようか迷ったのですが、100回記念となる夏の甲子園を少し盛り上げたいということで、高校野球観戦歴は数十年となる秘境通のなべが、野球をあまり知らない人でも思わず「ありえね~」、「ちがうだろ~」、「なるほど」と叫びたくなる、プレーやエピソードなど自身の知識からお送りします。 某NHKでも、今年は甲子園特集番組を例年以上に放送する予定で盛り上がりそうです。
では、漫画でも起きないようなプレー、題して、「高校野球で起きた真夏の珍事」?

札幌円山春
3アウトでチェンジのハズが?、4アウトまで試合続行
 野球はご存知のように3アウトで攻守交代となりますが、何故か4アウトまで進んでしまう珍事があった。
第64回大会(昭和57年)の帯広農業ー益田戦(北海道勢の試合だったので自身もよく覚えている)
益田が4-2とリードして迎えた9回表の攻撃、ヒット、四球、バントで1死二、三塁のチャンスにスクイズを敢行、三塁ランナーの生還に続きニ塁ランナーもホーム突入を狙うも憤死、場面は2死一塁と変わった。
次打者は内野フライを打ち上げてアウト、チェンジと思われたが?、なぜか試合は続行される不思議な展開、4人の審判や両チームも攻守交代をする気配はなく、次打者の内野ゴロで4アウト完了でやっとチェンジとなった。

TV観戦していた自身も「あれ3アウトでは」とした感じで見ていた。
帯広農の加藤投手も、守備陣に指4本を立てて不思議そうな表情でベンチに帰る姿が放送された。
球審は、球場のスコアボードと別に自身でタイマーを持っており、アウトやボールカウントを管理しているが、どこかでアウトカウントを失念したのが原因らしく、ネット裏の本部席でも「あれ、3アウトではと気付いた時にはすでに打者が打ってしまった。
益田のベンチでは監督や選手も気づいていたが、「攻撃だし審判も止めないからいいだろう」とスル~、このプレーを重く見た高野連と審判本部は翌日の新聞に謝罪記事とマスコミに陳謝する事態となり、4アウト目は記録から抹消、4人の審判は以後の試合出場停止、益田の監督にも謹慎処分がされた。 ちなみに試合は5-2で益田が勝利した。
審判も人間とはいえ誰も気づかないのは??、真夏のミステリー?
この珍事は、高校野球の関連本でも必ず登場するプレーです。 草野球でもありえないプレーが起きるのが甲子園は魔物たるゆえん?

・ランナーにタッチしたハズが?
これは第73回大会(平成3年)八幡商業ー富山商業で起きた珍事、3回裏八幡商の攻撃はランナーを2塁に置きに三遊間に3ゴロを打った。 ゴロをさばいた富山商のサードは、通常なら二塁ランナーを目で牽制して1塁へ送球するが、ランナーが予想以上に飛び出していると判断、自ら追いかけてタッチした。 これでピンチを凌いだと思われたが?塁審は無反応、よくみるとタッチしたのはなんと味方の遊撃手だったのだ。 味方にタッチ・・・・・凍り付く三塁手の表情がTVからでも分かった。(記録は内野安打)、甲子園の魔物はどこに潜んでいるか分からない

ただ同情するわけではないが、互いに伝統校同士でユニフォームの色(白色)からアンダーシャツ、仕様までそっくりだったのだ。
胸のローマ字表記も~SHOまで同じ、3塁手の横から目線だと~SHOの文字だけが見えたのかもしれない
富山商は2-3と接戦で敗退、このミスが失点に結びついてしまった。

2度の不利な判定に泣いた三沢高校
この試合は高校野球の歴史でも語り草となっている、史上初の決勝引き分け再試合となった対戦、ファンの方なら何度かハイライト版で見たことがあるハズです。
第51大会(昭和44年)の決勝、松山商業ー三沢、特に青森県代表の三沢は東北勢初の優勝成るかと注目された。
互いに投手戦となり0-0で延長戦にもつれ込む、チャンスを掴んだのは三沢の15回裏、ヒット、エラー、四球で無死満塁と絶好のチャンスを掴み打者のカウントは0-3、しかし百戦錬磨の松山商のエース井上はさすがにストライクを取り1-3と持ちなおす。
問題となったのは次の5球目、周囲からは低い?と誰もが思ったボールで、三沢ベンチも「押し出しだ優勝だ」と腰が浮きかけたそうだが判定はストライク、ラジオ実況も「ボー、いやストライク、ストライクです」と言い直すほど微妙だった。
この後は、内野ゴロと三沢の拙攻もありピンチを凌いだ。

とここまでは、高校野球好きの方ならご存知の方も多いハズ、もうひとつの山は16回裏にもあった。
三沢はこの回もヒットに四球、バントを絡めて1死満塁のチャンスを掴む、次打者はスクイズを敢行するがサインを見破ったバッテリーが大きく外し打者は空振り、三本間の挟殺プレートとなり三塁手がランナーにタッチするも、その瞬間に落球してしまう・・、ランナーはホームへ向かうが判定はアウト(タッチ後の落球とみなしたため)
このプレーはハイライト版でもなかなか放送しないため、自身も1、2度しか見ていないが、非常に微妙なプレーで落球でセーフと言ってもいいプレーだった。 今の時代ならネットで論争が起きたかもしれない
ツキに見放されたのか?三沢は再試合でも敗退、未だに東北勢の優勝は無い

左投げの捕手に、左投げの3塁手、自由奔放野球の那覇高校
長い甲子園の歴史でも、左投げの捕手と左投げの3塁手は、おそらく那覇高校だけでないだろうか
沖縄県予選でもダークホース的存在だったが、スルスルと勝ち上がり、決勝でも当時の名門沖縄水産を接戦で下し初出場を果たす。
打撃フォームも個性的な選手がおり、スタンドを大いに沸かせた。観客を味方につけたチームは初戦となった中京商に2-1と勝利、形に捉われない、個性を重視する自由奔放野球がそこにあった。
さすがに3回戦では送球に不利な捕手が狙われ、盗塁や機動力で攻められ敗退したが、灼熱の甲子園に涼しい風を運んでくれた。

くじ運が良すぎる?北海高校と福島県勢?
高校野球の対戦は抽選で行われるのは慣例であるが、運不運が必ずついて回る。
開幕試合は、記念になり観客も多いしし歓迎というチームもあるようだが、反面、最近の暑さでは開会式直後は疲れるので避けたいというチームも多い、そんな開幕試合を7回も引き当てたのが、わが地元の北海高校、38回出場と全国最多を誇るが開幕試合もダントツの7試合を経験している。
最近では97回大会(平成27年)に登場するも4-18で鹿児島実業に敗退、試合後監督が、途中から熱中症の症状が選手に表れていたと残念な表情を浮かべていた。ひと昔前と違い北海道勢にはやはり灼熱の開幕試合は難しい、ちなみに成績は1勝6敗と奮ってない

反面、1度も開幕試合を引いていないのが福島県勢、春夏を通しても開幕試合は無かったが、今年の選抜で初めて開幕試合を引いたのが聖光学院で5-3と勝利した。今年こそ開幕試合を引くかも?

ほんの一部でしたが少し紹介してみました。 魔物が住むという甲子園、漫画でも描けない、いや書いても「ありえね~」と言われそうなプレー、意外性があるのが魅力でもあります。
番外編として、夏の甲子園では2度だけ敗者復活制度があったそうです。第2回(1916年)と第3回大会で行われ、初戦敗退の中から抽選で選ばれたチームが復活したそうですが、復活したチームが優勝してしまい「負けたチームが優勝はおかしいのでは」と今でいうツッコミがかなり入り、翌年から廃止されました。

また、これは支部予選の話ですが、漫画野球「ドカベン」と同じ珍事がありました。
ホームでのクロスプレーの際に、回りこんだランナーと球審が接触、球審が転倒した際に腰に下げてあるホルダーから予備ボールが落球、野手が返球した球と見分けがつかなくなった。
ランナーもホームはまだ踏んでなく、捕手は目の前の球を拾ってランナーにタッチしたが判定はセーフとなった。
ドカベンでのシーンも全く同じでセーフの判定でした。





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