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 廃墟や廃村好きな方には有名な歩古丹集落跡(増毛町)、ネットでもけっこうヒットするので探訪者もそこそこいるようだ。
急斜面を下りるのにかなり苦労した記事も多く、今回は登山装備でアタックしてきた。
波も穏やかで絶好の探検日和に恵まれた9月下旬、歩古丹橋付近で下車して、まずは崖下へと下るルートを探す。

歩古丹集落 (13)


岬映橋直下に見える廃墟が歩古丹小学校跡なのだが、取りつきは急斜面で見るからにブッシュが濃い、岬映橋、望洋橋、夕観橋などから下りた記事が多いようだが、少しでも楽なルートを探してウロウロすると、現役の日方泊トンネルの旧道である歩古丹トンネルを見つけた。 探検したいところだが、スパッと切り立った断崖にあり突入は無理でした。
さらに執念の大捜査で、なんと備え付けられたロープを見つけた。 

歩古丹集落 (15)

歩古丹集落 (14)

歩古丹集落 (16)

これはネット情報にも無い秘密ルートかもしれない、しっかり結ばれており1人なら問題無く下りれそうだ。
「尋景橋ルート」と勝手に名前を付けましたW、小学校跡からは離れているので親切な釣り人の仕業か?、こんな宝探しは昔から得意な秘境通のなべである。
危険を冒して急斜面を下るのと、ロープから少し遠くに下りて海岸の岩場を歩くのを考えれば、当然後者が楽
さっそくアタック開始、ザザザザァ~と急斜面降下中~降下中
格闘すること約20分で崖下に降り立ち、険しい海岸線に挟まれるように小学校跡を確認できた。
海岸の岩場を約200mといったところか、ただ、このルートは強風で波が高いと苦労しそうです。

歩古丹集落 (11)

歩古丹集落 (20)

歩古丹集落 (21)

途中には船着き場跡がまだ残っていた。 この集落の歴史は明治20年代に遡る。小学校は明治25年に簡易小学校として開校された、時はニシン漁が全盛期、住人も殆どは漁業関係だったと思われる。
歴史話は次回の突入編でも紹介予定、




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