fc2ブログ
 林道を進むと現れた白い流れ、実は車両通行止めゲート付近からも硫黄臭が漂っており何かありそうな予感!!
ここは秘湯好きの間で楓温泉と呼ばれている冷泉で、ネットでも少しヒットするようだ。 対岸の川沿いに2ヶ所湧いていて、本流へもったいないくらいオーバーフロー、さっそく足首くらいの川を渡ってみる。

登川炭鉱跡 (9)
 冷泉溜まりができるほどの湧出量で足湯には充分ながら、なにせ冷たすぎるので秘湯ならぬ秘凍といったところか?
泉温は10~15℃位の水道水並、一軒の温泉宿くらいなら充分賄えそうです。 日差しが当たると水面はコバルトブルーに染まり湯華が羽衣の様に水中でなびいている。 
閉山してすでに60年以上経過しているが、今でも湧き続ける地底のパワーは想像がつかない 

a href="http://hikyoutaki.blog.fc2.com/img/20190410234840f45.jpg/" target="_blank">登川炭鉱跡 (21)

登川炭鉱跡 (22)

登川炭鉱の集落は閉山が早かったことと近くに楓炭鉱もあったため、急激な過疎はなく徐々に人口減が進んだようで、駅の廃止も昭和56年、少し古い地形図だと駅跡周辺に建物マークが散見されるが、高速道路工事の関係か現在ではほぼ更地となっている。
普通の方ならこの冷泉で満足して帰ってしまう(現にこの先を探検した情報はほぼ無い)自身も以前はそうだった。
検索すると楓炭鉱と情報が錯綜していたり、新登川炭鉱がヒットしたり、新登川炭鉱は旧穂別町(現むかわ町)にあった全く別の炭鉱だそうです。
探検記はこちら
新登川炭鉱

冷泉の湧く場所には遺構や抗口が残っている可能性がひじょ~に高い (炭鉱跡の格言?)
普通の発見では満足しないのが秘境通のなべ、春先で見通しも良いのと、鹿道を辿ると遭難の心配もないので、単独探検を続ける。

登川炭鉱跡 (26)
これはズリ山

背後に聳える丘はズリ山で、すでに樹木の侵入が激しく夏だと新緑で隠れてしまう
嗅覚とヤマ感を頼りにウロウロすると、第一の抗口を発見!!、外れているプレート跡もあり、実際に採炭された坑道跡だ。
変わった埋められ方で突入は無理、さらに2ヶ所目の冷泉付近を探してみる。

登川炭鉱跡 (23)

登川炭鉱跡 (24)

*明日13日(土)と14日(日)は、毎年恒例である苫小牧市の球場開きとなっており、市内の「とましんスタジアム」、「清水球場」などで高校野球のオープン戦が行われます。
天気も良さそうなので、自身も明日土曜日はとましんスタジアム(苫小牧緑ヶ丘公園内)に出張?、例によって黒メガネと黒カバンで観戦予定です。一見球団スカウト風?、駒大苫小牧、北海道栄、鵡川高校の試合が予定されとります(AM9:00頃から3試合)
近所にお住まいの方は、防寒対策のうえどうぞお越しください   ~最後は苫小牧市の宣伝になってしまった。
スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://hikyoutaki.blog.fc2.com/tb.php/997-06a5ed92