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 登川炭鉱跡の探検中ですが、ここで割り込み情報ということで、先日予告した通り苫小牧市で行われた高校野球のオープン戦を観戦してきました。
対外試合は3月10日前後に解禁となってますが、球場が実際に使用できるのは4月に入ってから、近隣の高校を集めて4会場を使用して行う毎年恒例の大会です。

とましんスタジアム00

 各チームの新戦力や仕上がり具合をチェックするのにはいい大会で、控えメンバーやレギュラークラスを並行して起用するが、なかには新一年生をデビューさせたり、冬の練習成果を試したりと、勝敗は関係ないため各校の思惑が交差する試合となる。
震災の影響で野球部寮が倒壊し、不自由な活動だった鵡川高校もこの春には寮も再開、新一年生17人が入部し元気な姿で登場、観客も拍手で迎えた。

駒大苫小 300 110 001  6
鵡川高校 000 001 010  2

とましんスタジアムでの初戦は駒大苫小牧と鵡川の対戦、駒大は控えメンバーが中心だったせいか、攻守ともにミスが目立ち4失策にけん制死も3つを記録、打線も5安打と内容的には負け試合ながら、4盗塁を決めたり四死球からソツなく得点する試合運びの巧さで勝利、負けない野球が出来る高いチーム力を見せた。
ただ監督は当然ながらミスが多すぎるとお冠、試合途中と試合後には厳しい雷が落ちていたことは言うまでもない

北海道栄 100 000 000  1
駒大苫小 000 000 14x  5

第二試合は、北海道栄と駒大苫小牧という支部でも2強と言われる強豪同士の対戦、両チームともエース格の投手が先発し白熱した投手戦となった。
駒大は初回からチャンスを作るが併殺ゴロやバント失敗、連続三振などの拙攻で無得点、栄は1回に四球から得点しながらも継投策で交わされその後は無得点、そして迎えた8回裏無死一塁からバントが相手守備のミスを誘い内野安打、さらにバントヒットで揺さぶり中軸のタイムリーで逆転、駒大が土壇場での勝負強さを発揮した。
試合前の雷が利いたのか?この試合は無失策、次の試合で攻守の修正ができるのはやはり強い証拠

北海道栄 000 030 000  3
苫小中央 010 000 000  1

自身が今年密かに期待しているのが苫小牧中央、特に投手陣は手代木と根本の左右2枚看板が安定しており、本調子なら駒大や北海道栄の打線でも苦労しそうで足元をすくわれかねない、根本(2年)は2年前の中学校大会で全国制覇した左腕エースで、昨秋からベンチ入りしている期待の投手、今年は台風の目になりそうなチームだ。

ここ数年は、少子化の影響からか各校の部員数も減ってきているようで、かつては100人を超えていた駒大苫小牧も新一年生を含めて65人ほどとなっております。
夏の甲子園2連覇と田中将大が準優勝してから今年で13年目の夏、復活に期待

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