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 すっかり間が空きましたが、登川炭鉱跡の最終探索編です。
2ヶ所の冷泉を発見し一つ目の奥に抗口とズリ山を確認、もう一つの冷泉周辺をリサーチすると、樹木に塞がれながらも第二の抗口が残っていた。

登川炭鉱跡 (1)

上部だけが見える埋没状態や木々の太さなどから、かなり年月が経過していることを感じさせる。
近づくとなんとレンガ製、夕張系の古い炭鉱ではよく見かける造りで、この辺からも炭鉱年代が分かるようだ。
ちなみにレンガ生産量日本一は北海道の江別市、ここは地質や土壌にも恵まれているそうで、土産物のレンガ餅も人気だそうだ。

登川炭鉱跡 (5)

登川炭鉱跡 (3)

内部に突入を試みるが、当然ながら塞がれていた。
付近には小さな遺構が残るのみで、夏だとブッシュに埋もれて見つけるのは難しく、アンカーボルトの残る基礎跡も苔がびっしり、
鹿の糞が散乱しており、いい散歩コースになっている様子、

登川炭鉱跡 (28)

登川炭鉱跡 (8)
自身が好きなアングルからもどうぞ

奥には今歩いてきた林道が見える。
この先には砂防ダムがあるのみで目ぼしいものは無く、代わりに鹿以外の糞も見かけたので、探索される方は自己責任でお願い
します。
閉山後、約65年経ちながらも登川炭鉱跡はひっそりと生き残っていた。

登川炭鉱跡 (10)


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